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「曇天火は大蛇の器ではなかったのだ」 第9話「後継者、濁り空に立つ」 感想 曇天に笑う

此花(このはな)です。

今回は曇天に笑う、第9話「後継者、濁り空に立つ」の感想を書きたいと思います。

9話は、空丸が天火の処刑から立ち直り、今度は宙太郎のお話でした。
色々な謎が少しずつ分かる中、真実が分かってきます。

さて、本編の感想に行きましょうか!
前回の宙太郎くんのシーンからスタートです。
嘉神と再会した宙太郎。

「こないだぶりじゃねぇ」
嘉神がそう言うと、宙太郎は驚いた
「嘉神…!?」
宙太郎は逃げようとするが、嘉神に手を掴まれてしまう。

「おっと、そんな警戒せんでよ」
宙太郎を落ち着かせようとする嘉神。宙太郎は抵抗する
「離せ! あんた獄門処にいたんじゃないんスか!」

質問を叫ぶが、嘉神はそれを無視し話し続ける
「長男君、死んだらしいね」
その一言に宙太郎は天火には死んでない!と反論する

「天兄はどこかに隠れているだけなんス! 探してるんス! 離せ!」
宙太郎がそう言うと、嘉神はそれを受け入れた
「ほう…そんなら何で現れんじゃろうね」
その言葉に抵抗していた手が止まる。

「弟が心配しとるのに、薄情な兄ちゃんじゃのぅ」
「違う!」
受け入れられない言葉に宙太郎は叫んだ。

「そう、違う。死んだじゃ、ない、殺されたんじゃもんね」
嘉神の言葉に宙太郎はひどく驚いた顔する
「なんじゃ、知らんかったか?」

おいおい、そんな何も知らない宙太郎にそんなこと言ったらどうなるか…。
わざと言ってるでしょ!嘉神さん


「長男君は大蛇だから死刑になったんじゃろ?」
まぁ、確かにそうだけど…。
「大蛇って…白兄も言ってたッス。でも何で天兄が…。大蛇ってなんすか?
 天兄は天兄ッス!」

あーやっぱり、理解はしてなかったか。何で死ぬかも分かってなかった。

「ええか? 大蛇ちゅう悪霊が天兄に取り憑いておったんじゃ。
 それを消すために国は天兄を犠牲にしよおった」

「え…」

「分かるか? 天兄は国に殺されたんじゃ」
過激思想の持ち主にそんなこと聞いちゃいかんだろ…。
「天兄が…殺された?」

その言葉に宙太郎は叫ぶ
あ、これはまずいよ…。何も知らない宙太郎にそんなこと吹き込んだら…
 大変なことになるよ。

場面が代わり、犲の本部

「一体どういうことなの?」
「あれから2週間、琵琶湖は曇ったままだぞ。
 大蛇が死んだら晴れるじゃなかったのか」

紀子さんと鷹峯さんが蒼世にそう聞く。

「考えられる答えはひとつしかない。
 曇天火は大蛇の器ではなかったのだ」


ようやく、2週間経ち、分かった答えは、天火は大蛇の器ではなかったということ。
でも、蒼世さんは見てる、天火にあった大蛇のうろこを。
そのため、まだ天火には何か隠していることがあるってことだ。


「器ではないって…天火は処刑されたのよ!」
紀子さんが言う
「処刑を執行した滋賀県警が何か隠しているのかもしれない」
蒼世はそう返した。
「滋賀県警か…」

滋賀県警って比良裏がいる所…そして天火が比良裏に頼んでたな、あとは頼むって。
やっぱ、何かあるな。


場面が変わり、宙太郎
「嫌だ。嫌だよぉ。天兄!天兄!」
宙太郎は嘉神から語られた言葉に泣き叫んでいた。
「天兄には何の罪のないのにのぅ。悔しいじゃろ?」

「悔しい…」
嘉神の問いに応じるように言う宙太郎
「天兄を殺したやつが憎いじゃろ?」
「憎い!」

その言葉に嘉神はにやりと笑う
「殺したいじゃろ?」
「殺したい!」

「じゃ、立ち上がれ。復讐じゃ」


「復讐…」
嘉神の言葉をつぶやく宙太郎。

「やられたらやりかえせ。天兄の無念を晴らせ。
 曇の誇りを取り返せ」

そう言うと、宙太郎の前にしゃがみこんだ。
「人生と引き換えに、復讐といこうか?」
手を差し伸べる

うつろな目で嘉神を見る宙太郎。
これは、どうなるんだ? 宙太郎は復讐者になるのか?

場面が変わり、曇の家。
「宙太郎、結局帰ってこなかったな」

「ひょっこり帰ってきてくれるといいけど」
白子さんがそう話す。
やっぱり、帰ってこなかったか。大丈夫かな、宙太郎

そんな時、曇の玄関が空いた

「改まって、どうしたんです?
  何かあったんですか?」

不思議そうに空丸が訪ねる
「その…今、森で見たんです。嘉神直人を」

その言葉に二人は騒然とする
「嘉神って…囚人の!?」
「獄門処から脱獄したってことか」

「逃げ足の速いやつで、追ったんですけど、すぐ見失ってしまって
 …ただ、一人じゃなかったんです」

「え?」

「宙太郎さんと一緒でした」
その言葉に空丸が立ち上がる
「宙太郎と!?」

「待て、空丸」
空丸を止める
「けど、宙太郎が!」

「宙太郎は俺が連れ戻す」
白子がそう言うと、空丸は言った
「俺も行きます!」

「天火がいない今、この神社はお前だけが頼りだ! 
 分かるな?空丸」

「お前のやるべきことがある。宙太郎は俺に任せろ」
白子にそう言われ、しぶしぶ空丸は宙太郎のことを白子に託すことにした。

ところ変わり、芦屋睦月の部屋。
「これはこれは珍しいこと。
 どうかされましたか? 隊長」


「見事なものだな。大陰陽師家、芦屋の血をひくものだ」
蒼世がそう言うと、芦屋はこう言った
「あなたも安倍の血をひいてますよ」

安倍家と芦屋家ってめっちゃ仲悪かった気がするんだけど
先祖の因縁で。


「私は剣をとった。ここまでの術は扱えない」
まぁ、今は仲良いんだね。芦屋と
「それで? 俺に何か御用です?」

「式神を飛ばしてほしい」
蒼世が手短に言うと、芦屋はどちらへと聞く

「獄門処だ」
蒼世の答えに芦屋は復唱する
「最近、様子がおかしい。曇の次男から脱獄囚が出た、と報告があったが、
 獄門処に問い合わせたら否定された。それ以降、連絡がとれない」


「それでさぐりを?」
芦屋は言う
「アヘンの件もあるしな」
「わかりました。至急、式を飛ばしましょう」
「たのむ」

「その報告者、空丸と言いましたか。
 彼は知らないんですよね。大蛇のこと」

そう言う芦屋に蒼世は言う
「何がいいたい?」

「曇天火はとんだ無駄死にだったってことです」
うわっ、はっきり言うな。この人
「犲以外には他言無用だ」
ま、そうだね、そんなこと言ったら、もっと落ち込むじゃんか。空丸達が

「芦屋にも伝わっているだろう? 
 その昔、大蛇を封印する術が存在したと」

蒼世さんは話を変え、芦屋に問う
「記述でしか見たことないですがね」

「安倍の陰陽師が総出で呼び寄せた特殊な式神がいたってのは知ってますよ。
 その式が唯一大蛇が封じることが出来る方法だった」

それが、牡丹さん。

「300年前の大蛇復活の時に力を無くしたそうだがな」
え? 300年前!? ってことはつまり牡丹さんはその時にも存在したってことか。
しかも、力を無くしているって…。
「なんだ。とんだ役立たずじゃないですか」

「だが、大蛇のことを一番よく知っている」
うん、蒼世さんの言うとおりだけど、今存在しているよね。牡丹さん
「呼び寄せろと?」

「出来るか?」
簡単に聞くね。特別な式神なのに、一人で呼べるのか?
「うーん、相手は安倍総出の式ですからね」

「まぁ、しかし…この芦屋睦月、
 家の名にかけて見つけてみせましょう」

隊長の命ならちゃんとやるんだ。
「期待している」

「あんな約束して大丈夫だったんですか?」
2人の式神が語りだす。

「相手は私たちと違って、最上級の式神ですよ?」
な、何だこの人たち…。式神なのは分かるけどさ。
「まぁ、隊長の言うことは絶対ですから」

「器を壊す事しか考えてなかった隊長が
 封印の方法を気にしだすなんて、何か考えがあるんでしょう」

確かに…そうだね。空丸と交流して、何か変化したのかな?

「昔はあんなに安倍を敵視してた芦屋が、丸くなるものですね」
あ、やっぱりそうなんだ。そりゃ先祖が因縁の関係だったのもあるんだろうね。
安倍晴明と芦屋道満の子孫たちだし。


「昔は昔、今は今ですから。俺はただの傍観者ですよ。
 さっ、お前達、行ってくれますか?」

「喜んで」
なんか…式神のイメージと違う…。

場面が変わり、獄門処

「嘉神直人が脱獄に成功しました。
 後はこちらが合図を送るだけです」

? どういうこと…。というか、何であの囚人に言ってるの?

血だらけの床と剣…。
これは…獄門処が支配された?


場面が変わり、空丸

「(最近、ずっと目覚めが悪いんだよな…。
 頭痛いし、身体だるいし、やっぱ風邪かな)」

空丸、体調悪そうなんだ。

「あの人にうつしたら大変だよなぁ…。
 あまり近づかないように言っておかないと…」

急になんかほんわかした。
「あの人、ほっとくと色々とがんばりすぎるみたいでさ、少し心配なんだよな…」

「今日だって…気付いたら泡だらけで常識に
 うといんだよな…あの人」

なんだこれ、誰に言ってるんだ?

そしたら、武田さんに殴られそうになった(笑)
「あぶねぇ! 何すんだ武田!」
「朝からあの人、あの人って! のろけてんじゃねぇぞ!」
えぇ…武田さん。ただのやっかみだよ?

「どーせ、俺は彼女いない歴年齢だよ! 文句あるか!」
自分から言わなくても…変な人に見られるよ?

「どこか悪いのか?」
きょとんとした感じで言われ、武田さんは怒る
「その目、やめろ。おれが痛い子みたいになるだろ」
じゃ、言わなきゃよかったじゃん。

「何でおれの走り込みについてくるんだよ!」
そもそも武田さん何でいるの?
「鷹峯さんが忙しいんだよ! 
 何でか教えてくれなかったけど」


ってことは、鷹峯さんは滋賀県警の調査にでも行ってるのかな?
なるほどね、調査しているから忙しいってわけか。


「お前、見放されたんじゃないの・・・?」
空丸言い方酷い(笑)
「違う! 鷹峯さんはそんな人じゃない!」

「俺は鷹峯さんを尊敬してる。
 あの隊長が力を認め、右腕においている男だぞ」


うーん、鷹峯さん達って小さい頃から一緒に訓練してる感じだったから、
まぁ実力もあるんだろうけど、信頼してるってことだよね。


「俺の師匠はその隊長だけどな」
ガクッと肩を落とす武田さん。
自分のことじゃなくて、師匠を使って張り合わなくてもいいのに…。

「そんなこと言ってられるのは今のうちだからな!
 短足!」

「うっせぇ!そばかす!」
お互いに張り合ってるし!

「俺は強くなる!」
武田さんが言い出し…
「俺はもっと強くなる!」
2人は互いを見る。

「「お前には絶対負けねぇ!」」
(笑)今日の話で一番和んだわ。
ずっとシリアスシーンばっかだったしさ。


場面が変わり、鷹峯さんターン

「やはり滋賀県警に探りを入れるしかねぇか…」
陽が落ちかけてきたころ、曇神社近くの森に来ていた。


「なんだ? こんな山ん中に…」
そこには山の中に屋敷が立っていた。
ゆっくりと屋敷に近づいていく鷹峯さん、すると、比良裏さんと司法省の大木さんが歩いてきた。

「岩倉の容体が悪いらしいな」
岩倉さんの?あの犲の上司の人か
「はい。犲のシーというやつをつけて、
 面会を謝絶していると聞きました」

シー様か…。

「十分注意してくれよ。
 曇天火が人工大蛇などと知れたら、大変なことになるからな」

「はい」
!? はい? 人工大蛇だって!うわ…蒼世の言うことは合ってたんだ。
そして、あの大蛇の鱗の正体も…。


「人工大蛇…?」
衝撃の言葉に驚く鷹峯さん

その事実を知らせるために、鷹峯さんは隊長の下へ急ぐ
「(隊長に知らせないと…)」
しかし、何者かの気配を感じ、足を止める。

「誰だ…!」
刀を構える鷹峯さん
「県警の手先か?」

見えたのは、鱗に覆われた足。
これは…一体?


その鱗のやつは飛び上がり、鷹峯さんの左肩を切った。
なんとかして、うろこをもったものを抑え込んだ鷹峯さん

その人物を見た瞬間、鷹峯さんは叫ぶ
「おまえ!?」
あれは一体誰だ。鷹峯さんが驚いたってことは知り合いだよな…。

結局、負けてしまったのか。
鷹峯さん…。


そこからうろこの持った者の視点が始まる。
それは森から抜け、曇神社の鳥居をくぐり、曇の家と入った。


空丸が目が覚めると、錦の首を絞めていた。

待て待て待て!ってことはつまりだ。
本当の大蛇の器は「空丸?」


「突然どうされたのですか?」
少し苦しそうに錦は聞く
「分からない…何でオレ…」
動揺する空丸

「物音がしたので、お声をかけたら、突然…
 悪い夢でも見られたのではないですか?」

錦は心配そうに空丸を見る
「悪い夢…?」

「宙太郎様のことでお疲れなのですよ。
 少しお休みになられたらいかがですか?」

大丈夫かな…?空丸

すると、玄関が開く音がした
「邪魔をする」
蒼世さん!

「師匠! どうしたんです?こんな朝早くに」
珍しいね、蒼世さんがくるなんて
慌てて玄関に来る空丸

「いつも道場で稽古しているのでな。
 抜き打ちで出向いてやろうと…」


「そんな・・・わざわざ!」
じーんと感動している空丸。
(笑)なんか面白い。なにかしらの目的があって、来たのだと思うけど。

「こら!侵入者とかじゃねぇから!
 俺の師匠だ!敵じゃない!」

(笑)錦ちゃん、面白いね。慌てて言う空丸にも笑える

そんな空丸達のやり取りを見ながら、蒼世さんは芦屋さんに言われたことを思い出していた。
「彼は知らないんですよね? 大蛇のこと」

「曇天火はとんだ無駄死にだったってことです」
一応、結構気にしてたんだな、蒼世さん。
ということは大蛇のこと言うのかな?

「そうだ師匠! 
 ついでに朝飯食べていきませんか?」

空丸の言葉に考え事に気をとられ、反応に一瞬遅れる蒼世さん

「あぁ、もらおう」
素直にもらうんだな、蒼世さんって。


「やれやれまた来客ですか。
 どちらさまで?」

そう声をかけると、そこには牡丹さんがいた。
「初めまして、芦屋睦月様」

お、これで芦屋さんと牡丹さんが出会うのか。

「大蛇のことだがな。前例では
 器の自覚があったものもいれば、なかったものがいるらしい」

唐突の話に少し疑問を返す
「どういうことですか?」

「大蛇は負の感情に棲む。記憶を失い、自我を失い、人を食らう。
 器は大蛇に乗っ取られていく。お前の兄はそうなる前に自ら処刑を選んだ」

なるほどね。それは確かに怖いものだ。でも、今の所…ここらへん分からなくなってきてる。

「兄貴…」
ぐっと暗い表情をする空丸を錦が心配そうに見る
「お前も器に心当たりがあるのなら、進言しろ」
! 空丸に言う気なのかな?天火のこと。

「大蛇は死んだんじゃないんですか?」
その言葉に空丸は聞く

その時、玄関の扉がまた開いた
「隊長!」

「武田!」
あ、まさか…
「隊長!どうしよう…俺…」
動揺している様子の武田さんに蒼世さんは落ち着くように言う
「落ち着け。何があった?」

「襲われたって…鷹峯さんが!」

「ついさっき、発見されて、病院に。
 意識が戻るか分からないって…」

! 意識がか…。これは…

「犯人は捕まったのか?」
蒼世さんがそう聞くと、武田さんは否定した。
「近くには町人も倒れていて」

武田さんの話の中で、記憶にない記憶が空丸の中で甦る。

「その人はもう・・・」
亡くなっていたのか。

「鷹峯さんはこの家の近くで襲われた。何してたんだよ! 争う音とか聞こえなかったのか!何が曇天三兄弟だ!お前ひとりじゃ、誰も守れないじゃないか!」
武田さん、言いすぎだよ。そもそも音とか聞こえてたら、錦ちゃんだって気づくだろうし…。

「静かにしろ。武田」
蒼世さんがそう言うと、空丸に突っかかっていた手を止め、素直に従う

「ほかの隊員には知らせたのか? 」
蒼世さんの問いに武田さんはいえ・・・と首を振る
「まず隊長にしらせなくてはと思って…」

「至急全員に知らせろ。鷹峯ほどの男が重傷を負ったんだ。
 早急に犯人を捜す必要がある」

「はい…」
蒼世さんは立ち去る時に一瞬、空丸を見た。

というか、鷹峯さんは空丸にやられてたんじゃ・・・。
あれは完璧に大蛇に乗っ取られてた感じだったから、記憶がない。


「どこぞのネズミのおかげじゃの」

「獄門処でなまった身体が鍛えられたし、
 試し切りが出来ていい感じじゃ」

一瞬、嘉神がやったんじゃないかと思ったけど、どうなんだろうな。
「あの、試し切りをした人・・・」

「三途の川を渡っちょるじゃねぇの」
宙太郎が言いにくそうに言いかけると、聞かれると思った事を答える嘉神
嘉神は、宙太郎に刀を渡す

「君のじゃ。準備しとけ」
嘉神にそう言われ、一瞬怯えたように宙太郎の様子がなると嘉神は―
「なんじゃ? 怖なったか? また泣きわめいてもいいんじゃよ。 
 誰かが助けにきてくれるかもしれんしよ」


宙太郎はまだ戻れるもんね。
何もしてないんだから。


「良く見つけましたね。
 300年前の書物にも書かれてなかったことを」


「独自の情報で調べました。
 まだ不確定ですが…」

牡丹さんが調べた事か。興味ある。

「大蛇は式術を使って封じられていました。しかし、300年前の封印の時、
 大蛇が術を飲み込んでしまった。術は大蛇に奪われ、それ以来使えなくなりました」


「ただ、その時、術と一緒にあるものを
 飲み込んだ」


「それが曇家の宝刀ということですね」
なるほど。空丸が持っている宝刀。
「あなたの術で確かめていただきたいのです。
 お力をお貸しください。芦屋様」


「伝説の式神にそのように言われるとは幸せですね」
芦屋さん、なんかふわっとしてるよね、この人。
「どうかこのことは内密に」

「うちの隊長にも?」
「後日、私から伺います」

天火が託したあの宝刀がキーワードかぁ…。

「あなたと安倍の間に何があったか知りませんが、
 あくまで俺が仕えるべきは安倍蒼世だということをお忘れなく」

そうなんだよな…。どうして一人でいるのか謎だし…。
「まぁ、隊長は今、獄門処のことで忙しいでしょうが」

「獄門処?」
「最近、不穏とのことでしてね」

その情報、普通に言っちゃっていいのか…。
「式を飛ばしたんですが…。反応が無いんですよ」

「おそらく…。何かあったんでしょう」
うわ、式神がやられるってことは術とかの対処も出来る人が中に入るってことだ。
「あなたもくれぐれもお気をつけください」
芦屋さんは牡丹さんの手を取り、頭を下げる。

「失礼」
あ、白子さん!

「白子殿。
 宙太郎くんを探していると聞きましたが…」

芦屋を通り過ぎ、白子に話しかける。
「宙太郎は…見つかった」
! そっか、よかった。

「そうですか…」
白子の言葉にほっとした様子の牡丹さん
「ただ・・・一人では難しい。協力願いたい」
うーん、まぁ…嘉神だもんな、相手。
「曇のためならなんなりと」

「邪魔して悪かったな。犲君」
やっぱり、さっきの行為口説いてたわけじゃないよね?芦屋さん
「芦屋様。明日、出直してもよろしいでしょうか」
「かまいませんよ」
結局、明日に持ち越しか。

「時間が惜しい」
「はい」

2人は嘉神の下へ

場面が変わり、曇の家

一人洗い物をする錦は、空丸のことを思い出していた。
心配そうに空丸のいる部屋を見る。

「なんだよ…これ」
血塗られた寝巻を見て、動揺する空丸。

それを見て、何かの記憶がフラッシュバックした。
「なんだ今の…」
口元を抑え、鷹峯さんの傷ついた姿、そして誰かを切った記憶を思い出す

蒼世さんが言った言葉を脳裏に響いていた。
「器の自覚があったもののいれば、なかったものもいたらしい」

自身の記憶に信じられない様子の空丸
「嘘だ!」

「大蛇は負の感情に棲む。記憶を失い、自我を失い、」

「人を食らう。器は大蛇に乗っ取られていく」
ひぃー!全部思い出した。空丸!

そして、空丸の手にうろこが浸食されていた。
それを見て、衝撃を受ける空丸。

うっわ、決定的。
本当の大蛇の器は「空丸」だ。


EDが終わった後のCパート。
白子と牡丹は宙太郎を助けるため、走っていた。

「天火様の最後の頼み、
 何があっても守られば」


「大蛇の実験に身を落とした挙句、
 処刑なんて…最後まで人を振り回す男だったな」

ん? ちょっとまて白子さん。大蛇の実験?まさか知ってたのか!
大蛇が人工大蛇だったこと。じゃ、何で…

「天火様の為にも、なんとしても大蛇復活を阻止しなければ・・」
あれ? 牡丹さんも天火が大蛇の器じゃないって知ってたのか。
どういうことだ?


「阻止?」
「見つけたのです。器を護る方法を。曇家の宝刀です。
 あの宝刀は器を切り離す事が出来るかもしれません」


「どういうことだ?」
「あの刀は300年前に術と共に大蛇に飲み込まれ、大蛇が消えた後に取り出されました。その時、大蛇の中で術と融合したのではないかと」
なるほどね。可能性があるってことか。
「術を宿した刀ということか」

ふと白子さんが足を止めた。
「白子殿?」

「すごいな。正直見くびっていたが」
牡丹さんを褒めた。
「少しは見直していただけましたか?」

ぐさりと心臓に刺した白子
「やはり早めに処分しておくべきだったな」
うわぁ…。
「困るんだよ。今、そんなことをされては、

「邪魔はさせない。大蛇様の復活は絶対だ」
600年前に言っていた「大蛇様を崇拝するもの」たちは風魔一族だったってことか。
少し気になっていたんだ。曇は14代。風魔は10代。

忍び言われるものは恐らく戦国時代からだから、その頃に一族としてなったのかな。
そして、大蛇を乗っ取られた空丸の髪色が白だった。
わざと白髪にするのは理由があるはずだと思っていたけど…崇拝してたためかも


牡丹さんがもたらした情報はものすごくマズイ気がするのだが…。
白子さん達が敵だった場合、狙われるのは宝刀だよね…。
錦ちゃんが何も知らないのは、ある意味半端者だったというのが大きいのだろう。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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此花(このはな)です。

今回は、曇天に笑うの第9話「後継者、濁り空に立つ」のあらすじ&場面カットが公開されたので、それについて書いていきたいと思います。

ではさっそく、あらすじから行きましょうか!

第9話「後継者、濁り空に立つ」
あらすじ
宙太郎は獄門処に勾留されていたはずの重犯罪者・嘉神と出会い、嘉神から大蛇やその器に関する真実、そして天火が国に抹殺されたのだと伝えられる。また蒼世は大蛇の器とされた天火の処刑後も一向に大津の空が晴れないことから、天火が大蛇の器ではなかったのではという考えに至る。

蒼世から調査を命じられた鷹峯は、山中でとある建物を発見し様子を見ていると、その建物から滋賀県警の人間が出てきて……。


公式サイトはこちら
http://www.dontenniwarau.com/story/s09.html

宙太郎はやっぱり、空丸から教えてもらえなかったことを嘉神に聞いたのか。
まぁ、急に大蛇のことを言われて、理解できるわけなかったんだよな。
確かに天火は国から抹殺されたようなものだけど、それは天火も望んだというか、覚悟してたことなんだけどなぁ…。

蒼世さんは天火が大蛇の器ではないという考えに至ったわけか。
ずっと晴れないのは気になってはいたけど、可能性が高くなってしまったね。
で、だ。

鷹峯さんが山中でとあると建物を発見して、その中から滋賀県警の人間が出てきた。
それって、まさか比良裏さん?
この展開からだと、比良裏さんっぽいな。8話で司法の上司と話していたのもあったし。


天火が比良裏に頼んでいた描写を見ると、比良裏さん達が何か知っている可能性大だ。
そして、牡丹さんとの昔の描写もあったし、縁あって関わってるのかな。
確か、山中の建物って8話で描写してた気がする。比良裏との会話シーンで。

その時、ちらりと隣のドアを見たんだよね。
そこが犲達に知られたくないことだった場合、やっぱり天火かな。
でもな…死ぬ覚悟してた感じだったのに、実は生きてたっていうオチもあるっちゃあるけど。

比良裏さん達が首を吊りの役だったみたいだから、可能性はなくはない。
うーん、今の情報だと可能性とかしか言えないや。

9話も楽しみにしてます。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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此花(このはな)です。

今回は、曇天に笑うの第8話「少年、雨天に慟哭す」の感想を書いていきたいと思います

8話は残された空丸と宙太郎の話でした。見てて辛いものがありました(泣)チョット泣きそうになりましたし。空丸中心の話で錦ちゃんも出てきました。比良裏さんも出てきましたが、少し気になるシーンもあります。

さて、本編の感想へ行きましょうか!
天火の処刑日から一週間経った頃。
空丸は米を洗っていた。

「いつまで洗うつもりだ?毎日、毎日、米ばかり研いで、
 こんなに冷たくなっているじゃないか」

空丸の手を掴んで、心配そうに白子さんは言う
「白子さん・・・・」

「大蛇が死んだら晴れるんじゃなかったんですか…?」
・・・まだ大津は晴れていないのか。

「雨ですね。…あの日からずっと…」
天火の処刑日からずっとか。

8話からOPが変わりました。
「流転ノ陽」だそうです。
まさかのOPが変わったので、びっくりしました。
なんか切ない感じ曲でしたね。

本編に戻って、空丸は天火との最後の別れを思い出す。

「(あれから一週間、まだ、一週間・・・。
 この家はこんなに静かだったっけ?)」

切ない…。めっちゃ切ない・・・。

「出てきます」
空丸は外に出ようとする。

「また行くのか?・・・天火は」
白子が言葉を続けようとすると、空丸は遮るように叫んだ。
「分かってます!」

「今後の大蛇研究のために死後の解剖を望んだのは天火だ」
そうなのか。天火の遺体は研究用に持ってかれてるのか。
「それでも嫌なんです。兄貴が帰ってくるのはこの家だ!」
空丸は拳に力を入れながら声を出す
「俺は大蛇なんて認めてない。兄貴が犠牲になったなんて
 ・・・思いたくない!」


そう言って家から出てってしまった
「空丸!」
白子さんがそう言って止めようとするが、空丸は行ってしまった。
「天火。お前の代わりは出来そうにない…」
白子さん…。

天火が空いた穴はおっきいんだね。
天火は、おまえらなら大丈夫っていってたけど、そんなの!無理だよ!
見てるこっちが切ないよ。


家を出た空丸は階段の側に宙太郎を見つける。
「宙太郎…?」

「風邪ひくぞ。帰ろう?」
空丸は宙太郎に傘をさして、そう言った。

「天兄、待ってるんス。すぐに帰ってくるス。
 天兄はきまぐれだから、もうすぐひょっこり帰ってくるッス」

宙太郎…(泣)

「いつもみたいに、ただいまって笑うんス。いつも…みたいに…。
 もうすぐ帰ってくるッスぅぅ」

そう言った宙太郎を無言で抱きしめる空丸

「笑え!」と言った天火の言葉
「(無理に決まってるだろ…。くそ兄貴…。
 おれはどうしたらいいんだ?)」


このシーンでうるうるきて、やばかったです。
宙太郎が受け入れられるわけないですよね、まだ小学生ですよ?
父親も母親も知らないのに、天火が父母代わりだったのに、突然いなくなった。


空丸は父母の顔を覚えているけれど、宙太郎はその頃は赤ちゃん。
記憶がないからこそ、天火が父母代わり。
宙太郎は大丈夫かな?

場面が変わり、犲(やまいぬ)
「どういうことだ!大蛇が処刑されたなど、
 私は聞いていない」


「大蛇は生け捕りにしたかったというのに…」
岩倉さんも結局、大蛇を利用しようとしてるんだなってちょっと思ってしまった。
「申し訳ありません」
静かに淡々とそう言う蒼世

「もういい。犲は解散だ」
そう言った岩倉さんに蒼世は反論
「しかし…近衛隊としては・・・」

「うるさい!大蛇がいない今、お前達に用はない。
 役に立たない狗だったな」

ちょっとむっときたぞ。その言葉。

「いや待て。器には弟がいたな」
思いついたように言う岩倉さん
「はい。曇空丸、宙太郎の2名が」

「そやつらを監視しておけ。大蛇が出た家系だ。
 何かしら使えるかもしれん」

「わかりました」

監視するも何も蒼世さんの弟子になったんだよな。空丸。
結局、利用としようとするしか考えてないのかよ。岩倉さん。

「解散か?」
鷹峯さんが蒼世にそう聞く
「いや、もう一度チャンスをくださった」

「佐々木。おまえは気持ちの整理をつけてからこい」
紀子にそう話した。
「いえ、大丈夫です」
否定するが、蒼世は続けて言う
「その顔では邪魔だと言っている」
「すみません…」

厳しいね、蒼世は。
まだ受け入れきれてないのかな、紀子さんは。
まぁ、もうちょっとしっかりしてからこいってことだけどさ。


「鷹峯さん。紀子さん、どうされたんですか?」
武田が鷹峯さんにそう聞く

「あぁ。今回のことが相当堪えてるんだろう。
 佐々木は天火と隊長の幼なじみだからな」

はっきり言ってなかったけど、幼なじみなんだ。
あの前の小さい頃の描写だけじゃ、幼なじみなのか?とか分からなかったし。

「じゃあ・・・隊長も? 顔に出さないなんて流石ですね」
武田さんがそう言う
「流石、か」
鷹峯さんの反応を見ると、そうでもなさそうだね。
たぶん、蒼世にとっても天火の存在は大きいものだったんだと思うけど。

「下手な詮索はやめた方がいいですよ。
 何があっても、安倍蒼世が犲の隊長に変わりはないんですから」

芦屋さんがそう武田に言う。

ようやく公式サイトがキャラクターをアップしてくれて、この人の名前も分かりました。
芦屋さんって、おそらく7話に出てきた陰陽師家の芦屋でしょうね。


「もっともだな」

「俺たちはついていくだけだ」
まぁ、そうなるよな。
この人を信じてついていくんだろうし

また場面が変わり、比良裏

「警戒していた岩倉氏、および犲の動きも
 今の所止まっているみたいです」

比良裏さんだ。
「そうか。これで引き下がればいいが…。
 引き続き、警戒を頼む」

「はい」

? なんかあるなここに。比良裏もちらりと横のドアを見た。犲の活動を気にするということは、大蛇か。
まさかここに、天火の遺体が?それだったら警戒する理由も分かる気がするけど・・・
大津が晴れない理由は天火が大蛇の器ではなかったら?
この比良裏たちの動きが色々と関係あるのだろうか?だったとしたら、器と大蛇を引き離せる話とか?


場面が変わり、曇神社
空丸が天火の部屋を開けると、布団にくるまっている宙太郎がいた

「(あいつまた・・・兄貴の布団で・・・)」
宙太郎くんの行動が切ない。

場面が変わり、犲の本部。
空丸は、蒼世との稽古に励んでいた。

「振りが甘い。集中しろ」
蒼世にそう言われ、空丸は焦っていた。
集中しようとするほど、空丸は天火のことを思い出す

その隙をつき、空丸は蒼世に
足をとられて倒れてしまう。


「私を相手に上の空とは・・・何を考えていたか知らんが不愉快だ。
 やる気がないなら、出ていけ」

蒼世は空丸に言い放つ
「待ってください!もう一度お願いします」
空丸はかまえをする
すると、蒼世は足を止めた。

「おまえは何のために強くなりたい?」
蒼世にそう言われ、空丸はぐっと言葉が詰まる。
「俺は…」
天火に言われたことを思い出し、下を向く空丸

「下を向くな。どんな不利な状況でも、胸をはれ。
 何があっても一人で立てるように。私はそうしてきた」

蒼世はそうして、生きてきたのか。

「今の状況では曇の仕事など出来るわけがない」
そう言って、この場から出てってしまった。

厳しい言葉で空丸が立ち直ればいいんだけど。

「いつから盗み聞きが趣味になった?」
そう紀子に問う
「蒼世。重ねたり、比べたりしないで」
天火と比べたりしないでってこと?紀子さん
「何が言いたい?」
「あの子は天火とは違うわ」

まぁ、そう意味での精神的にはきてるんだろうな。蒼世さん

場面が変わり、曇神社

「空丸、戻ってたのか」
白子さんがそう言う
「白子さん。俺、今日で稽古行くのやめます」

その言葉に白子さんは驚く
「俺は兄貴みたいに強くなれない。兄貴は親父とお袋が殺されたことをたった一人で背負ってた。俺のせいであんな大けがしても、いつも笑ってた。なのに・・・俺は…」
そうつぶやいた時、タヌキの鳴き声がした

「どういうことッスか…?父ちゃんと母ちゃんが殺されたって、何なんスか!
 病気で死んだじゃないんスか!」

あ、宙太郎、聞いてたの!? そっか、宙太郎は知らないんだった。
「宙太郎?」

「空兄のせいで、天兄が大けがしたってどういうことッスか!?
 空兄!」

宙太郎の問いに何も答えない空丸。
「おいらには何も教えてくれないんスね・・・」

そういう精神状態じゃないよね、空丸。
宙太郎に教えてやればよかったのかもしれないけど、空丸も天火の死で憔悴してる。
何にも言えないよな…。


ここから蒼世の過去回想―
「安倍って、あの陰陽師の?」

「あぁ。しばらくうちで預かることになった。ゆくゆくは
 お前らと同じ大蛇討伐隊の一員になる。よろしくな」

天火の問いに天火の親父が答える

「これで、211勝211敗450引き分けだな」
天火の悔しがる姿がなんかほほえましい。
「ちっげぇよ!俺の方が一勝多い!」

「俺の計算に間違いはないぞ。」
「昨日は俺が勝っただろう?」


「さっと立て。天火。それでもこの犲の隊長か?」
蒼世の言葉に天火が反応する
「あ? この根暗長髪。調子のんなよ?」
やべぇ、天火が可愛い。

「へぇ、これが安倍に伝わる宝刀かぁ…
 蒼世、どっから盗んだんだよ?」

そう天火が言うと、蒼世が反論する
「もらいうけたのだ。馬鹿」

宝刀って、あの比良裏の刀とそっくり。
やっぱり、大蛇を倒した刀として伝わってるのかな。

「えー!蒼世だけずるい! おやじ!
 おれんところにも宝刀ないの?」


「はいはい。曇家の宝刀は今度見せてやるから」
この声は、藤原さんだ!曇 太湖(くもう たいこ)さんか。

「曇 太湖先生」
蒼世が言う
「なんだ?改まって…」
不思議そうに太湖さんが言った

「俺に出来るでしょうか?  
 安倍家の期待に応えられるでしょうか?」 

不安そうな蒼世さんにぽんと太湖さんは頭に手を置いた。

「下を向くな。お前は俺の自慢の生徒だ。胸をはれ。おまえはもっと強くなる。
 天火が犲の頭なら、お前の右腕だ。この隊を頼むぞ」

いい先生だったんだな、蒼世さんにとっても

あの日の夜、蒼世も先生を失った。
天火と同じようにショックを受けた。


宙太郎は天火の部屋にきて、天火がいないか確認をする

「・・・探しに行かなきゃ」
え、ちょ…宙太郎!?

一方、空丸は傷ついた錦を見つける。

「!? あんた」
驚いたように声を上げる

空丸は錦を家に上げ、手当てをする

「あの髪、風魔ですよね?」
そう聞いた空丸に白子は「あぁ」と答える
「行き場を失った残党だろう」

「残党?」
「俺みたいに運のいいやつは、拾われて生き延びられているが、
 そうじゃない奴もいるからな」

白子さんの言葉に驚いた顔をする空丸

「忍びは従うことしか学んでいない。
 今も誰かの命令を待っているんだろう」


「忍びにとって、自由は地獄だよ」
そう、なのか。自分の生き方が分からないってことか。
「(地獄…)」
空丸は思う

白子さんが錦ちゃんが寝てる部屋にご飯を持ってくる。
「長!」
入ってきた白子さんに思わず、声を上げる錦ちゃん
「ここで、その名を口にするな」
「申し訳ありません」

「ケガは医師にみてもらった。空丸の好意だ」
白子さんがそう話すと、空丸の名に反応した。
「傷が癒えたのならさっさと出ていけ。この家には関わるな」
白子さん的にはあんまり関わってほしくないのは事実か。一応、金城白子で暮らしているわけだし

立ち去ろうとする白子さんに錦は声を掛ける
「本当に一族を復興するつもりはないのですか!」
「そのつもりはないと言ったはずだ。使えない半端者には用はない。
 おまえは自由に生きろ」


うわぁ…白子さん自身が自由は地獄って言ったくせに、ここでは自由に生きろって言うのか。
突き放さないと、無理な場合かな、錦ちゃんにとっては。


「どうですか?」
部屋から出てきた白子に空丸が声を掛ける
「今、起きたところだよ。お茶入れてくるから、
 あと頼むな」


「そのケガ、どうしたんだ?」
空丸が錦にそう聞くと、分からないという答えが返ってきた。
「森で急に何者かに襲われて」
思いつくといえば、あの嘉神らしき人だよな。前に描写あったし
「そんなやつが…」

「あの方はいつからこの家に?」
錦は空丸にそう聞く
「あぁ…白子さん? 10年くらい前かな、俺もあまり覚えてないけど・・・。
 しかし、あんたが風魔だと思わなかったよ。目も髪も半分黒いなんて、あるんだな」


空丸がそう言うと、少しうつむいて錦は言った。
「私は半端者ですから」
? 白子さんも言ってたけど、どういう意味なんだ?

「空丸さぁーん」
突然、声が聞こえた。
その声に空丸が声の場所に行くと、あの警察官二人がいた。

「また護送中に隙をつかれまして・・・」
「罪人が森に逃げ込んだみたいなんです」

は!? またやったのか。この人たち…(呆れ)
「どこにも見当たらなくて…」

「でも…俺は…」
2人の言葉に戸惑ったような様子の空丸。
「空丸さんしか頼める人いないんです!」
うっ、それを言われちゃうとな…。

仕方なく二人に同行する空丸。
「くそっ、どこに隠れてるんだ」

「手分けして探した方が良さそうだな」
「あぁ」

警察官たちは空丸の方へ振り返る
「空丸さん。俺たち向こうを探すんで、こっちお願いします」

「あ、あぁ」
空丸と二手に分かれて、探すことに。
大丈夫かな。少し気が進まなそうだったけど、蒼世さんに言われたのがあるのかね。

草花が動く音がし、空丸は警戒する
「誰だ!?」

「何してんだ、あんた!」
そこにいたのは錦だった。
「何か手伝えることがあれば、おっしゃってください」
え、まだ錦ちゃんはけが人でしょ!ダメだよ。安静してなきゃ!

「何言ってんだ!そんな身体で」
空丸は錦の下へ駆け寄り、羽織を錦にかけた

「頼むから休んでてくれ」
本当だよ。雨降ってるし、そんな身体じゃ頼めないよ。
「何故です? あなたの不利益にはなりません」
錦ちゃんはそういうことをしてこなかったのかな。普通の人生を

「また倒れられたら、困るんだよ。分かってくれよ」
そう言って空丸は罪人を探しにいこうとするが、錦は空丸の手を取る

「私を使ってください」
そう言った錦の手は震えていた。
「なんでそんなに震えてるんだよ」

「誰も命令してくれないのは私が使えない半端者だから・・・」
錦ちゃんが言ってること、分からないよ。
「何なんだよ。さっきから半端者って…」
空丸がそう言うと、錦は風魔の白髪の理由を話し始める

「私の目と髪が半分黒いのは闇から逃げたからです。」

「風魔の目と髪は元から白い訳じゃない。人の子と同じ、黒目黒髪から生まれてくる。
 幼い頃から、舞いや殺人、兵法を教えられ、最後の仕上げに心を殺す術をかけられる」


「大切な人を殺し、箱に詰められ闇に晒される。何日も何日も気が狂う程、そして闇を宿して初めて風魔になる。けれど、私は耐えきれずに逃げ出した。
 私は風魔にも人にもなれない」

錦ちゃん…。だから、自由に生きろと言われても、それを半端者だからと思ったのか。

「噂で一族が滅んだと聞いた時、
 仇をうてば許されるような気がしたんです」

そういうことか…。復讐にこだわる理由か、それが
「だから復讐を…」

「ひとりあてもなく、生きるのが怖い…。私は何をすればいいのですか?
 何の為に生きればいいのですか?」

錦ちゃん…。
すると、空丸は錦の肩を掴む

「ここじゃ誰も命令なんてしない。何にも従わなくていいんだ。
 あんたは自分のこと、半端者だっていうけど、俺だって同じだ。ずっと足掻いて…」



「似てるよ、俺たち」
そう錦に空丸は言った。


その直後、後ろから探していた罪人が襲い掛かる。
空丸は錦を抱き上げ、その攻撃をよけた
「(誰だって…悩んで苦しんでそれでも生きているんだ。
 また笑えるって期待してるから…)」


罪人と対峙した空丸はその罪人をぶっ飛ばす
「(失望するのはまだ早い!)」

「俺は自分の人生を嘆くほど、
 まだちゃんと生きていない」


「一緒にぼちぼち成長していこう!」
よかった。ちゃんと前を向けたんだね。
ある意味、錦ちゃんがいたことで前を向こうと決意したみたいだ。

「帰るぞ。けが人」
そう言って、錦の前に腰を落とす空丸
「乗れよ。あいにく、うちは忍びを必要としてないんだ」

「でも、神社の手伝い人なら募集中だ。3食宿付き。
 やることないなら、助けくれるとありがたい」

さりげないうちに来ていいよ、コール。

その言葉に戸惑う錦ちゃん
「けど…」
「早く!足が痺れる」

恐る恐る手を伸ばす錦。だが、途中で躊躇する。
すると、無理やり空丸が背負った。

「怖がっている暇なんてねぇからな。
 お前の人生、まだ期待してろ」

そうだね、まだ人生が続いていくんだから。

「(兄貴、曇家に居候が一人増えました。いいよな?)」
でもこれ、白子さん受け入れてくれるんだろうか。
ちょっと心配だけど…


次の日―
「師匠!」

「稽古の続き、お願いします!」
そう言った空丸の目は前を見据えていた。
その顔を見て、蒼世さんはフッと笑う
「来い」


「結局、一本も取れなかったみたいね」
紀子さんはそう言った。
「当たり前だ」

「俺、強くなります。兄貴みたいにはなれないけど、
 今度は俺が護ってみせます」

そっか。空丸はくだくだ悩むくせに、決断したら真っ直ぐ前に進む。空丸の良い所でもあるよ。

「お前が継ぐというのか、曇の名を。
 曇天火の意志を」

蒼世がそう聞くと、空丸はうなずいた
「はい。15代目当主・曇空丸として」

「今の言葉、せいぜい背負っていけ」
「はい!師匠」
よかったよかった。これで空丸は大丈夫だ。


「あの坊主、着々と強くなるな。流石隊長」
鷹峯さんがそう言う。
「鷹峯さん!俺も鍛えてください!」
武田さんが鷹峯さんに訴える

「報酬は?」

「酒一升」
この人、お酒好きなのか?
「三升」
え!?そんな飲むの!
「お願いします…」
まだ空丸の対価の方が楽見えるのは何故だ…(笑)

「よし、武田。いつまでも前を向いていると思うなよ。
 俺たちに並んでみせろ」

「はい!」
武田さんも強くなるんだな。


「(兄貴。曇の名も兄貴の意志も魂も、
 兄貴の全てを俺が受け継ぐから)」

よかった、空丸。さて、気になるのは宙太郎だけど…

「おかえり」
「白子さん、ただいま」
空丸は笑う。
白子さんにとっても、空丸の笑顔が見れてほっとしただろうな。

すると、タヌキの鳴き声がした。
「ゲロ吉?それ、宙太郎の…」
ゲロ吉から宙太郎の帽子を受け取る。
「今日も帰りが遅くなるのかな…宙太郎」

白子さんの言葉に少し驚いた様子の空丸。
というか、宙太郎…天火を探しに行ってんのか。

「人一倍、依存心が強いから。
 いなくなって何しでかすか…」

だよな…。宙太郎にとっては天火は父母代わりだったんだもんな

「早く帰って来い。馬鹿…」
宙太郎の帽子を見つめながら空丸はそう言った

「おや? 三男坊じゃねぇの。」

「こないだぶりじゃねぇ」
あ!やっぱり、嘉神直人!


「嘉神…!」
え、まずいような…。
でも、この人、天火のこと知ってるのか。
大蛇のこと知ってたし。

次回は宙太郎の話か。
どうなることやら…。

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今回は、曇天に笑うの第8話「少年、雨天に慟哭す」のあらすじ&場面カットが公開されたので、それについて書いていきたいと思います。

ではさっそくあらすじから行きましょうか!

第8話「少年、雨天に慟哭す」
あらすじ
天火の処刑から一週間。大蛇の器とされる者が処刑されたのにもかかわらず、大津の空に太陽の光が差し込むことはなく、未だに曇ったままであった。天火を失った空丸と宙太郎は絶望の中、時間が止まったままの日々を過ごす。

宙太郎は、天火はすぐに帰って来るはずだと言い天火の帰りを待ち続け、空丸は蒼世との稽古に身が入らず「今のお前に曇の仕事など出来る訳がない」と突き放されてしまう。


公式サイトはこちら
http://www.dontenniwarau.com/story/s08.html

7話のお話と違って、現代の話に戻ってきました。
やっぱり、空丸達は天火が死んだことを受け止めきれてないようですね。
そんな中で、蒼世さんとの稽古は無理ですよ!

「今のお前に曇の仕事など出来るわけがない」か。
厳しい言葉だけど、激励みたいなものかな。
これを乗り越えなきゃ、曇の仕事なんてできないもの。

さて、気になるのは大津の空が晴れていないこと。
天火が大蛇の器なら、空が晴れてないと辻褄が合わない。
そうなると、天火の身体にあった大蛇のうろこは何だ?ことになる。

まだ天火には空丸達に隠している可能性がある。
白子さんたちが天火に大蛇の器だと聞いた時に、天火ははぐらかした。
ただ、自分が死ぬことだけ言ったんだよね。

白子たちはそれを大蛇の器だから死刑になることを意味する訳だと思ったけれど、天火はそう思って欲しかったから、何も言わなかったのかな?天火が大蛇の器ではないのなら、一体誰に宿っているんだろう?

整理すると、天火が大蛇の器ではない可能性がある。
そして、天火は、まだ何か隠していることがある。
それ以前に、天火の身体に大蛇のようなうろこがあった理由が一番の疑問なのだか…。


空丸が言ってたのは、天火が変わったのは親が亡くなってからだって言ってたけど。
そして、犲が抜けたのが親が死んだあと。
天火はそれは犲ではなく、兄として家に戻ることを選んだと言ってた。

やっぱり、キーワードは親が亡くなったってことなんだろう。
それと、空丸を庇って負った背中の傷。
天火に起きたことと言えば、この二つ。

一応、アニメで得られる情報はこれくらいかな。
まぁ、疑いが増しただけだけど、あらすじ読む限りでは。

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安倍家式神の牡丹と安倍比良裏の叶わぬ恋物語 第7話「泡沫に笑う」 感想 曇天に笑う

此花(このはな)です

今回は曇天に笑うの第7話「泡沫に笑う」の感想を書きたいと思います。

7話は600年前の安倍家・式神牡丹と安倍比良裏(ひらり)のお話でした。
全く謎分からなかったので、何も言えませんが、説明は現代でしてくれるんでしょうかね、本当に。
でも、牡丹の過去が分かったので、良かったです。

分からないことが多すぎる。
ちょっと泣きそうになりました。
式神と人間の恋、成就してほしいです。

さて、本編の感想いきましょうか!
京都の司法省
現代の話、天火に後を任された比良裏(ひらり)からスタートです。
「どうした? ぼぅっとして」

「お、大木さん」
比良裏(ひらり)が振り返って言う。


「今日は司法に何か用か?」
えっと、大木喬任さん。名前が読めない…。
「曇天火の処刑の件で報告書を持ってきたんです。
 混乱は少しずつ落ち着いてます」


・・・あ、そっか。どうしても信じられないけど、やっぱり大津の人々にとって、天火の存在はでかかったんだな。
空丸たちが心配だ。


「やっとか。ひつづき警戒を頼む」
大木さんは言う。
天火が死んだことによる騒ぎ、収拾つかなかったんだね。ようやくって感じの様子だし
「はいはい~」
気の抜けた返事だな(笑)なんとなく性格掴めたぞこの人。

「やれやれ、いつもながら飄々とした男だな」
少し呆れた様子で大木さんは言う
「あれ、誰ですか?」
隣にいた人がそう聞く

「比良裏(ひらり)という滋賀県警の男だ。生まれつきの隻腕(せきわん)で、若いながら西南戦争の警手隊に選ばれた男でな」
隻腕(せきわん):片方の腕が無い状態で生まれる事。
「噂に聞いたことがあります。あの男が…」
納得したように言う男の人。

「昔っから奇妙な夢をみるらしくてな」
夢? この人は600年前のことを覚えていないってことか。
「見知らぬ女が出てくるそうだ」

最初に見た時点で現代の比良裏(ひらり)さんが何者なのか?というのが分からなくて、悩んでいたのですが、ブログを書いてる段階で、ようやくわかりました。生まれつきの隻腕なら、ずっと時が止まって生きているわけではなく、生まれ変わりみたいな感じなんですね。
しかも、600年前の記憶だけは覚えているけど、名前の記憶はないってこと。奇妙な夢って表現するほどですからね。



ふと見知らぬ女が頭をよぎる比良裏(ひらり)


「まるで…泡沫だ」
比良裏(ひらり)はそうつぶやく
泡沫(うたかた): はかなく消えそうなもののたとえ。

600年前:大津
「”濁り空が覆う、ここ近江。怨念呪縛の魑魅魍魎。百鬼夜行に呪詛、調伏。おんぎょう行者が華やかになりし、今は昔の鎌倉の夜”」

鎌倉時代か…。

牡丹が暗闇の中、街中をひた走る。
しかし、行き止まりになってしまう

何者かの敵が牡丹の前にあらわれる

「探したぜ」
一人の男が牡丹に声をかけた
敵は牡丹に襲い掛かろうとするが、その男がなぎ払う

「誰だてめぇら、こいつに手を出すんじゃねぇよ」
謎の男は牡丹を護るように前に出た。
「あなたは一体?」
戸惑う牡丹

「ちょっと下がってろよ」
その男はそう言った後、牡丹を襲い掛かろうとした敵を見事に倒してしまった。

「ケガはないか?」
そう言った男は牡丹にひざまずく

「俺の嫁になってくれ」
!?は、はい?初っ端一発目ですか…?いきなり告白?
「はい?」
牡丹は固まる

「一目惚れです。おれの物になってください」
思わず、笑ってしまった。なんだこれ(笑)比良裏(ひらり)ってば
「(何なんだ?こいつは)」
そりゃ、戸惑うわな…。牡丹さん。

すると、そこにあった敵の死体がするりと消えてしまった。

「しまった! 
 貴重な大蛇の手がかりだったのに・・・」

牡丹さん、600年前も大蛇に関わってたんだね。


「牡丹を助けていただきありがとうございます。
 私は近江守護・佐々木一族、佐々木清綱(きよつぐ)」

これって、佐々木紀子さんの先祖さんなのかな?だいたい出てくるの犲の人たちの名字ばかり…。

「こちらは曇神社当主・曇景光(くもう かげみつ)と申します」
この人が曇家の先祖か…。


!?比良裏(ひらり)さん何やってんの?
「聞けや!ちくしょー」
景光さんが怒った。流石に怒るか(笑)

「わしは認めへんぞ!どこも誰か分からん男に牡丹を渡せるか!」
いや…あの牡丹さん、そんなこと言ってないような…
「いえ、わたってませんから!」
そうだよね。ただ、結婚申し込まれただけだし…。

「ふぅん、正体が分かればいいのか」
比良裏(ひらり)はそう言い、刀を見せた

「安倍比良裏(あべのひらり)。陰陽師、安倍家のものだ」
あっ!その刀、蒼世さんの持っていたやつ!やっぱり、この人が安倍家の先祖?
「その太刀、確かに安倍家の紋だ」
少し驚いたように景光がそういう

「聞いたことがあるな。安倍家の子にして、
 陰陽師の才能がまったくない男だと」

陰陽師の才能がない人なんだ。安倍家の人なのに、なるほど。だから剣筋がいいのか。
「そ、全然つかえないの。いわゆる安倍家の落ちこぼれ。
 周りは期待なんてしてない」

随分と自分を蔑んでらっしゃる。

「ならせめて、本当にほしいものくらい自分で手に入れるさ」
なるほどね、比良裏(ひらり)さんにとっては欲しいものなのね。
牡丹さんは

「近い!寄るな!牡丹が汚れる!」
景光さん笑える(笑)
なんだろうな、好きってわけじゃなさそうだけど、比良裏さんは近づくなと

「安倍家ということは、我々と同じお役目を受けているのでは?」
佐々木さんがそう比良裏に尋ねる

「まぁ、大蛇退治か」
この感じだと、やる気なかったんだろうな、比良裏
「やはり…貴殿も」

「正直興味ないね。
 けど、あんたのためには何だってしてやる」

? 何でそこまで牡丹さんに執着してるんだろう・・。
「お役目の為にお願いします」
牡丹さんも大変だね(笑)

「そういうことなら歓迎しよう」
まぁ、佐々木さんもお役目の為に動いてるわけだし、同じ目的なら協力を歓迎するよな
「佐々木の旦那!?」
景光さんが驚いたように言う
「今宵はもう遅い。泊まっていかれるがよい」

「牡丹!酌をして…」
比良裏(ひらり)さんが言いかけるが、牡丹は被せるように

「男同士でどうぞ」
無理をいわせず、笑顔で言った
単純に言えば、嫌だと(笑)

この狸、やっぱり曇神社にいたゲロ吉だよね!
うーん、式神か何かなんだろうな…。
600年以上生きるタヌキだもん

比良裏と景光で酒を飲む

「牡丹を襲った連中、何者だ?」
比良裏が景光にそう聞く
「大蛇を崇拝し、復活させようとさせる輩や」
そんな人たちがいるのか…。

「あぁ…そりゃ大変だ。何にせよ、牡丹には指一本触れさせねぇよ」
比良裏さんは相変わらずの言葉です。
「兄さん、牡丹のどこにそない惚れたん?」
景光さんも気になったか

「あえて言うなら、目だな」

「真っ直ぐにこっちを見てる、誇りと信念に満ちた、あの目が好きだ。
 牡丹の目には嘘がない」

! それって、天火が牡丹先生に言った言葉とそっくり。これを牡丹さんは言ってたのかな
「負けず嫌いだけかもしれんよ?」

「それはそれでたまらない」
(笑)比良裏さんってば。
この話を牡丹さんが聞いてたわけか。

場面が変わり、牡丹さんの入浴姿。
牡丹は佐々木さんと話したことを思い出していた。

「牡丹、あの男どう思う?」
佐々木さんは牡丹にそう聞く
「害はなさそうですが…」
「器の可能性もある。警戒しておけ」

「(あの男が大蛇の器?)」
そう牡丹が考えていると、何かの気配を感じる
「誰です?」
すると、頭上から牡丹に襲い掛かってきた。

「牡丹!大丈夫か?」
景光が騒ぎを聞きつけたのか、声をかける。
一応、配慮はするんだね。女の子だから
「はい、なんとか」

「大蛇側の奇襲だ」
佐々木さんはそう言った
「やばいで、かこまれとる」
うわぁ…かこまれたのか。しかも、牡丹さんがお風呂入ってるときに

「比良裏殿は?」
牡丹がそう聞くと、景光さんはすぐこう答えた。
「あの男、信じられん。

真っ先に飛び出して行きおった」
あらま、比良裏さん、一応は牡丹さんのこと、本気なんだ。
次々と敵を倒していくが、まるで手ごたえがない
「手ごたえがない。こいつら死体か」
死体ってことは陰陽術系統なの?

「ご名答。流石、腐っても安倍か」

「芦屋満月か」
芦屋と言えば、芦屋道満だけど、陰陽師ってことはその血筋かな。
そうなると、芦屋と安倍って仲悪いんじゃ…。

「そうか…てめぇの術かよ」
「比良裏。貴様はお役目に興味がないと思っていたが…」
満月がそう話すと、比良裏は気にしてない様子
「まさか、名門、芦屋家が大蛇側につくとはな」

「運が悪いやつだな。わが芦屋一族の為に朽ちろ」
比良裏に向かって、敵を放つ満月

すると、牡丹が陰陽術で一発で倒してしまう
「これは陰陽術!」
少し驚いたように比良裏は言う

「これは剣を通じぬ戦。比良裏殿は下がっていてくださいませ」
陰陽術同士の対決なら、剣は通じないわな
「馬鹿言うな。盾くらいにはなれる」
比良裏は牡丹の言葉に抗議する
「なぜ私にそこまでこだわる!」

「これは遊びやない。術が使えない半端者はすっこんでおれ」
景光は比良裏に言い放つ

「盾は曇家の役目や」
曇家は盾の役目なんだ。この時点では
牡丹が景光の後へ続こうすると、比良裏が止めに入る

「行かせねぇ」
「あなた様に止められる理由はありません」

牡丹はそういうが、比良裏は聞かない。
「嫌だね。惚れた女が傷つくとこなんざ見たくねぇ」

「何か勘違いなされているようですね」
すると、牡丹は比良裏を押す
「私はお役目の為に使わされたもの」

「安倍の式神。人ではないのです」
式神さんか。しかもかなりの強力な。だから600年も入れるってわけか。
「あなた様の父君に仕える鬼にございます」

「痛みなど感じぬ。恋情など無意味な存在です」
まぁ、式神に恋だもんね。そりゃ…無意味だけどさ
すると、比良裏は牡丹の髪を手ですくった

「そんなたわごとで諦めるとでも思ったか?」
比良裏がそう言うと、牡丹はたわごとなどでは!と抗議しようとするが、すくった髪に比良裏はキスをした
その行動に牡丹は驚くが、はっと気が付くと比良裏に術をかける

比良裏は木の幹に縄でくくりつけられた

「佐々木殿、その男を頼みます」
あらら…流石に術でやられちゃったか。

「(あやつ…調子狂う)」
(笑)これは、比良裏さんに惹かれてるのかな。
まっすぐな人だもんね。

「貴殿、牡丹のこと、本気か?」
佐々木さんが比良裏にそう聞く
「本気じゃなきゃ、こんなに身体張ってねぇよ!」
確かに(笑)

「安倍の式神だぞ?」
そう佐々木さんが言うが、比良裏はそんなこと気にしない
「式神は陰陽術を使えないはずだ」
え!そうなの?

「あれは普通の式神ではない。
 安倍の陰陽師が総出で呼び寄せた特別な式神」


「大蛇は牡丹にしか、封じられない。ただし、封印式の詠唱には時間がかかる。
 曇家はそれを護る盾だ。貴殿が入る隙などありはせん」

なるほど。最初の敵はだから牡丹を狙ってたのか。つまり、曇家と牡丹には大きな関わりがあった訳。

「無茶を言うなよ」

「やっと見つけたんだ。この恋はきっと、
 あの時からの一目惚れだ」

あの時? ってことは最初が初対面じゃない?

比良裏の回想

「生きることを考えてはいけない。涙を呑め、甘さを捨てろ、容赦をするな。
他人にも、自分にも。お前達は――」

? つまり、術を使えない者たちの安倍家の末路ってこと

修行をして、真っ赤になった手を見つめる比良裏
すると、後ろから自分の刀を誰かが取った。

「(おれを初めて見てくれた人)」
自分自身を見てくれた初めての人が、牡丹さんだったってことか。
だから、こんなに…
「(おまえは…覚えていないだろうけどな)」
そうだね、牡丹さん気づいてなかったし。

朝日が昇る頃、ふと満月さん達が急に敵を引いた。
「なんや、敵さん、あっけなく退散しおったか」
不思議そうにする景光さん

「少しは凝りましたか」
牡丹は比良裏にそう聞くが、比良裏は無言のままだ。
それを肯定と見たのか、牡丹は術を解く

すると、比良裏は牡丹を抱きしめた。
「頼む。心配させてくれるな」
驚く牡丹
「やめろ。恥ずかしい」
抗議するが、比良裏は腕を解かない

「あいつ!」
景光が怒るが、佐々木さんが止める
「今はそっとしといてやれ。可哀そうだが、人と式神の恋など報われんのだ。お役目が終われば、牡丹は消える。泡沫の恋でも溺れているうちは幸せだ」
それはそうだけど…切ないよ。

少し時が経ち、場面が変わる。琵琶湖を見下ろす牡丹と比良裏
「言い眺めだ。近江は美しいな」
「ここは特に美しいと言われている所だ。佐々木殿も近江を愛している。
 一族で守護なさっていて、治安もいい」


「これで天気が良ければ、最高なんだけどな」
やっぱり、大蛇の影響って凄いわけだ。
「大蛇の影響だ。未練など残すつもりはないが、
 消える前に一度晴れた近江を見たいものだな」


「お前が消えるときは俺が死ぬ時だ。一人で行かせやしない」
その言葉に牡丹は
「なんだ。惚れてる身ならば、消えさせないといったらどうだ?」
そう返した。

「お前だけには嘘をつきたくない。
 おれはもうすぐ死ぬ身だからさ」

え? 比良裏?
その言葉に驚く牡丹

「どうせ死ぬならお前の隣がいい」

「比良裏殿?」
不思議そうに見つめる牡丹
「牡丹…笑っててくれ。それだけで俺は笑って逝ける」
「何を…?」

「あー!」
景光さん(笑)

「何してんねん! 帰りが遅いと思ったらこないなところで
 いちゃつきやがって…」

(笑)本当にこの邪魔しに来るシーン笑う
「このクソチビ、いいとこだったのに」
比良裏も比良裏だわ(笑)

「はぁ!?何がいいとこやねん」
牡丹さんの様子が完璧に落ちかかってる気がするなぁ…。
言われたことないんだろうなぁ、牡丹さんってこういうこと。

「おまえ、わざとだろ」
何が?邪魔しに来たのが?
「何がや」
景光さん、そういう意味で邪魔してるわけないと思うけれど…

「俺が大蛇の器だと疑ってるんだろう?」
あら、気づいてたのか。比良裏。一応、安倍家なだけあるか

「何でそれを…」
少し驚いた様子で景光さんは言う
「牡丹も俺を疑っているのか?」
そう言うと、景光さんが答えた。
「あ、あたりまえや!」
なぜ、景光さんが答える。

「そうか…それは少し悲しいな」
そう言って、その場から立ち去ろうとする比良裏
「ちょ、どこ行くねん」

「泡沫から目を覚ましに」
え? どういう意味
「何やねん。あいつ…」

比良裏が向かったのは、佐々木さんがいた風呂場

「よぉ、佐々木のおっさん」
そう声をかける
「比良裏殿か」

「色々、世話になった」
どういうこと? ここから出るの?
「意外だな。牡丹のことはもう諦めるのか」

「ここはいいところだ。居心地が良すぎる」
だから、泡沫って言ったのかな。居心地がいいから
「そうだろう。近江の守護として、この地を護りたいと強く思う」

「護りたい?本当に?ご自身の欲に負けてはいませんか?」
そう言って、風呂場の扉を開けた
「人を大蛇だと疑い、周りに嘘を吹き込む。俺が器じゃないことはあなたが一番、
 分かっているはずだ」


「大蛇は・・・あんたの中だろう?」
え、佐々木さんが大蛇の器!? じゃあ・・・さっきのセリフは何の意味なんだ。
「そんなに浸食されて、よく自我をたもてるもんだ。芦屋の奇襲は偽装工作。
 大蛇本体を襲うなんて誰も思わないからな。おかげで牡丹たちもあんたを信用しきってる

そう言った瞬間、佐々木さんに押さえつけられる比良裏

「お前には分かるまい・・・。
 大蛇に身体を支配されてゆく恐怖が」

そう言う佐々木さん

騒ぎを聞きつけて、景光さん達がかけつける
「何事や!」
「こやつが大蛇の器だ!」

「やっぱりか!」
あ、さっき言った比良裏の言葉が仇となってる。
「おとなしくせいよ!」

「違う!大蛇はこいつだ!信じてくれ!」

「牡丹!」
比良裏はそう叫ぶ
「私とこの男、どちらの言うことを信じるのだ」
佐々木は牡丹にそう問う

すると、牡丹は入口から離れた
それを見て、比良裏は信じてもらえなかったと瞳を閉じるが、牡丹は

「佐々木殿。あなたを疑っているわけではありません。
 ただ・・・その男は私に嘘はつきません」

牡丹さん!

その言葉にぱぁっと比良裏の顔が輝く
「はぁ? 何いうてんねん、牡丹」
戸惑う景光だが、後ろにいた佐々木は苦しむように比良裏から離れた

景光の目の前には、大蛇のうろこを生えた佐々木の姿があった。
「そんな…まさか…」
動揺する景光

「伏せろ!」
比良裏が叫ぶ

ここから見た事あるシーンがたびたび出る。
「嘘やぁぁぁ!!」
佐々木が大蛇の器だったことが信じられない景光

大蛇と対峙する三人。


「牡丹! この一体に結界を張れるか?」
そう牡丹にそう聞く比良裏
「今すぐに!」
術を詠唱する牡丹

大蛇は三人に向かって攻撃する。

「しっかりしろ。盾は曇家の役目なんだろう?
 牡丹を護ってくれ」

未だに信じられないから、ぼぅっとしてたね景光さん

「お前はどうすんねん」
景光のその言葉にずっと前から言われてきた言葉を思い出す比良裏
「生きることを考えてはいけない。涙をのめ、
 甘さを捨てろ、お前達は大蛇のえさだ!」

!? 大蛇のえさ? ってことはつまりおとりになれと?

「俺は安倍家に拾われて、そう教えられてきた。
 えさとしての死に方…これは、俺の運命だ!」

そんなことを子供の時から…そんなえぐいことを…。

「安倍家はそんなことまで…」
驚く牡丹
「時間稼ぎならまかせろ」
笑顔でそういう比良裏に牡丹は問う
「なぜ、笑っていられる」

「あんたのおかげだよ。後は頼んだぞ、牡丹」
そう言って、大蛇に向かっていく比良裏
「(自分がえさだと知った時、暗い己の道に絶望した。そんな時)」

「(初めて、自分という子を見てくれた人がいた)」
比良裏という人を見てくれる人が牡丹しかいなかったんだね。


「あんたがいたから、現実身のないこの世界で笑えたんだ」
牡丹さんが心の支えだったわけか。
だから、えさとして死ぬ前に牡丹さんに会いたかった。

「あの人を死なさないで!」
その比良裏の言葉に牡丹は景光にそう頼む。
景光はタヌキのポコを呼び出し、大蛇へと向かっていった。


「二手に分かれて、錯乱させるで!」
そう言った景光に比良裏は牡丹を護るように言う
「その牡丹からの頼みや。死ぬなってな」
その瞬間、景光と比良裏は大蛇に吹き飛ばされる

「(死ぬな、ずっと誰かにそう言って欲しかった。
 出来れば、あんたに…。泣きそうだ!)」

比良裏さん…。

「よし、もうちょっとや」
景光がつぶやく。
牡丹の封印式がもうすぐ完成する

すると、大蛇は牡丹に向かって、攻撃を吐く

比良裏は牡丹を庇って、左手を失う
「ひるむな牡丹。詠唱を続けろ」
そう言った。

「お前には傷一つつけさせねぇから」
その言葉に涙を流す
「死ぬな」

「笑ってくれって、言ったろ?俺は絶対死なないから。
 お前に嘘はつかねぇ」

その瞬間、牡丹の脳裏にある少年と面影が重なる。

「佐々木清綱!落ちたものだなぁ!」
比良裏は大蛇の瞳に刀を突き刺した

「あかん!逆効果や!飲み込まれるで」
比良裏の行動に景光はそう叫ぶ


「近江の守護よ。あんたの近江への想いはそんなものか!」
そう言うと、大蛇の中から声が聞こえた
「死にたくない。もう少し…もう少しだけ、このままで…」

「顔をあげろ。近江の守護者、あんたは最後にこの地を護っていくんだ。胸を張れよ!あんたの想いは俺が背負ってやる。どんなに重かろうがあんたごと生きてやるから!」
比良裏の言葉に呼応するように、大蛇の動きが止まった。
比良裏は地面へと落ちるが、景光に拾われる
「大蛇の動きが止まった?」

その瞬間、牡丹の封印式が発動する

「詠唱完了。封印式発動します。印!」
大蛇の封印が完了した。


佐々木清綱を失った景光は崩れ落ちる
これで、近江の守護は曇家へと受け継がれるのかな?
よく分からんけど。

「終わったのか」
牡丹の役目が完了し、身体が消え始める牡丹


「牡丹!」
牡丹の呼ぶ声がした。
はっと牡丹は駆け寄る

ぎゅっと比良裏を抱きしめた。
この時点で、もうあの時の少年が比良裏だったのだと、気づいていたんだな。
それと、すでに比良裏が好きになっていたんだろう。

「見ろ牡丹。もうすぐお前が見たがっていた晴れた近江だ」
そう言う比良裏の左腕はもうなかった。牡丹が視線をやったのに気付いたのか、比良裏は言う

「大蛇の毒でしびれている。痛くねぇさ」
そっか、なら今はいいか。
「ありがとう。おかげで大蛇を封印出来た」

「俺は何もしてねぇよ。逆に生き残っちまったな」
そうぼやく比良裏に牡丹は
「えらいぞ。あの時の幼子が大きくなったものだ」
そう言った。

その言葉に驚く比良裏
「覚えてたのか」
「思い出したのだ。お前は変わっていないのだな」
さっきの比良裏の笑顔で思い出したんだよね、牡丹

「何年越しの片恋だと思ってんだ」
「それも今日で終わりだ。お役目を終えた今、私に存在理由はない。
 もう会うことはないだろう」


「牡丹、また会おう。ここで俺の手を離れても、必ずお前に会いに行く。
 愛してる。今度は俺と生きてくれ」

そう言う比良裏に牡丹は笑い出す

「式神に愛を説くとは、本当に馬鹿な男だ。
 私が簡単に捕まると思うなよ?」

これは牡丹さん、比良裏さんに落ちてるような気がするけど
「あぁ、だから待っていてくれ。牡丹」

「待っているよ」
そう笑顔で言った後

牡丹は桜の花びらになって消えた


手元には式神札だけ。
「(暑い…暑い・・・夏の日・・・)」

「(君に会えたのは、夢か現か。
 そんな幻なら鼻で笑い飛ばしてやろう)」


「次は君の隣で泡沫に笑おうか」

現代の比良裏が目を覚ます
「またか…。どこにいるんだ」

この話をしたのは、牡丹さんは比良裏さんに会いたいのかな。
そして、現代の生まれ変わりの比良裏さんは牡丹に会うことが出来るのだろうか。
あの感じだと、この話がかかわってくるんだろうな。


次回は元に戻って、空丸たちのお話に戻る。
次回も楽しみです。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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プロフィール

此花

Author:此花
初めまして、此花(このはな)です。
年齢は19歳。今年で20歳 今は就職活動中
静岡県民です
妖怪や神様などが大好きです。そのせいか、そういうアニメを見ることが多い。
今は、アニメばっか見てます。
後、ボカロ系統大好きです。
この↑の二つを書くことが多いです
ぜひ読者の皆様、アニメのお話を共有しましょう

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