
俺がいればお前は最強だ!第10話「憧れ」 感想 ハイキュー!!
こんにちは 此花(このはな)です。
今回は、ハイキュー!の第10話「憧れ」の感想を書きたいと思います。
第10話は、日向のエースへの憧れのお話でした。
さて、本編へ行きましょうか。

前回でもやった旭(あさひ)さんのトスを呼ぶ声に反応して、
菅原さんがトスを上げ、スパイクを打つシーンからのスタートです!

旭(あさひ)さんがスパイクを打ち、見事に決まる!




部員それぞれが、繋いだボールを旭(あさひ)さんが打った。
それぞれの反応をする4人。

「うひょ~、凄い音!ドゴゴゴって」
何その表現(笑)武田先生
やっぱり旭(あさひ)さんのスパイク凄い!すごい音だったしね。

「ナイス!ナイス旭(あさひ)! 西谷も!」
本当によかったね。菅原さん!

「おまえらも、ナイストス!菅(すが)。 西谷も、ナイスレシーブ!」
そんな旭(あさひ)さんの言葉に二人は

笑顔になるのだった。
うわぁぁ、よかったね。二人とも。本当によかった。


「あれが……あれが、エース。」
そうだ日向は、旭(あさひ)さんのスパイクを初めて見るんだよね!
そりゃ魅せられるか。

「おい! エース見たい見たいって言っただろうが!ビビってんじゃねぇぞ!」
「ビビってねぇよ!」
影山くん、それはビビっているというより、魅せられていたみたいな感じじゃ…・・?

「あんな風に身長もパワーもないけど、俺だって戦える!
次は俺の番だ!」
日向、そのいきだ!いけ!
OPが終わり、西谷のルート。


「手のひら一枚…厚さ約2㎝。同年代と比べても、一回り小さな手。
このボールと床の2㎝が……

エースの命を繋ぐんだ!」
菅原さんの語りだったね。西谷(にしのや)のことだったけど。

「全然ジャンプ出来てないじゃないですか!一か月もさぼるから!」
「う、すみません…」
西谷(にしのや)も成功したのにもかかわらず、旭(あさひ)さんにダメだししてるし。
なんか西谷(にしのや)らしいなんて、思ってしまった。

「厳しいなぁ、西谷(にしのや)」
(笑)本当だよ。それが西谷(にしのや)なんだろうけどね。

「大地さん!」
凄く嬉しそうだ田中先輩。仲直りが出来たもんね。

「うん! でも、ベテランの町内会組に加えて、
旭(あさひ)も復活となると、いよいよ俺たちが厳しいぞ」
そうだねぇ。旭(あさひ)さんのスパイクを止められなきゃ、どうにもならんもんね。

「何言ってんすか、大地さん!こっちにも俺が」
田中先輩を遮るように、

「こっちにも俺がいますよ!」
日向が言う。
いや、あの日向、先輩の言葉を遮っちゃダメな気が……。

「え? 何」
両方の声が重なって聞こえなかったみたいだね(笑)澤村さん。

「日向!!被ってんじゃねぇよ!
せっかくの俺のかっこいいセリフがぐだぐだだよ。バカヤロー!」
あはは…やっぱり、怒られた。でも、自分でかっこいいセリフって言うのもどうかと。

「いやー凄い!西谷(にしのや)くんのレシーブも、
ブロックされたボールが拾えるなら、怖いもの無しですね!」
武田先生って、西谷のレシーブを見たことあるんだよね。
「何言ってんだ。あんなもん毎回拾えるわけねぇだろ」
「えっ?」
確かに、必ず拾えるものじゃないよね。ブロックされたボール拾うの
「100キロからそれ以上のスピードのボールが、ほんの2,3Mの至近距離から落ちてくるんだ。 そんなの全部拾えるわけねぇ。」
その言葉に少し残念な顔をする武田先生。

「ただ……ブロックされたらそこで、おしまいって訳じゃないと、
分かっていることが大事なんだ。」
精神的な問題なんだよね。そういうのって、恐れたら勝てなくなるのがスポーツかぁ。

「後ろにはちゃんと仲間がいるんだと、
分かってるかどうかで、気持ちは全然違うもんさ……。」
「なるほど!」
つまり、旭(あさひ)さんは気持ち的な問題だったと言えるのかもね。

試合再開!
まだ、町内会の方が勝ってるんだな。

「(レシーブは全体的にはまだまだだな。)」
この人も、レシーブがまだまだだと思うのか。

「(落下地点の見極めが速い。迷いのない一歩目。)」
やっぱ、影山君はセッターとしての才能は天才的だもんな。

「(こっちのセッターは確か一年か。さぁ、ここから誰を使)」




日向による、速攻が決まり、驚く烏養(うかい)さん。
ふふふ、見たか!日向と影山の速攻!
というか、初だっけ?速攻見るの。
「ナイス日向!影山!」
田中先輩がほめる。
「あざーす!」
嬉しそうな日向の声。


「今はこいつのトスがあるから、
どんな高いブロックもかわせます!」
そう言った日向の言葉。

「おおげさなこと言っているわけじゃなかったんだな。」
そりゃそうですよ!日向は嘘つけなそうだし!
旭(あさひ)さんを説得するためのものだと思ってたのかな?

「すげぇじゃねぇか!翔陽(しょうよう)!
なんだなんだ、うっかり見いちゃったぞ」
褒める西谷(にしのや)に日向は

「えへへ」
先輩から褒められて嬉しそう日向。

「(サイン出しているわけでもなかったし、
声もかけてない、のに…)」
やっぱりあの速攻、影山が全部合わせて打ってるんだね。

「おい!」
声をかけられて、ビクッとする日向。
そんな大きな声出さなくても…。

「今、なんでそこに飛んでた? ちんちくりん!」
え?ちんちくりんって何(笑) 日向の頭のことなのか?

「ち!? どこにいてもトスがくるから、 です。」
初めて日向と影山の速攻を見ると、そう思うよね。
信じて飛ぶのが、そんなに理解できないことなんだ。


「(あきらかに、今、ちんちくりんはトスを見ずに飛んでいた。)」

「(この一年セッターがちんちくりんの動きに完全に合わせたのか。)」

「(それにトスが来るからって、何で言い切れるんだ。
それだけでまったくトスを見ないで、フルスイング出来るか、普通!)」

「なんだお前ら! 変人か!」
(笑)月島くんと同じことを言われてるし。
変人ねぇ、めっちゃ笑える。

「「変人?」」
「なんで…?」
「知るか!」
後ろで月島くんが笑ってるし。
それを影山くんが怒る(笑)

「試合前のやり取りで何のことか分からなかったが、」

「圧倒的な影山の影に隠れて、安心してたんだ。」
あの菅原さんの言葉。

「あの1年セッターは、まぁ天才ってやつなんだろう。
それと比べられたら、凡人はたまったものじゃない。 が、」


菅原さんがトスをあげ、旭(あさひ)さんが打つ!
「お!平行!」

「一か月ぶりでもタイミングばっちりだなぁ。ちきしょうめ!」
「田中、喜びすぎ」
(笑)今は敵チームなのに、喜んでどうする!気持ちは分からないでもないけど。

「トスとスパイクの一瞬の呼吸。
そりゃたくさんの練習と積み重ねた時間があるから、出来ること。」
経験かぁ。

「あの信頼関係は一朝一夕で築けるものじゃない。」

「一年セッターに圧倒的才能だとしたら」

「こっちは積み重ねた信頼と安定」
経験か才能の選択で、チームが変わってくるのか。

烏養(うかい)さんはにやりと笑い、
「いいじゃねぇか。今の烏野!」

「もっと早く言えよ!先生。」
バンっと背中を叩く。
「何回も言いましたよ……僕」
うん、言ってたよ。武田先生、何回も。
聞かなかったの、烏養(うかい)さんのほうじゃないですか!

「それにしても、あのちんりくりんがミドルブロッカーとはねぇ。
速攻は確かに凄いけど、ブロックはどうだ?」
確かに、日向がブロックに入るときは、止めるんではなく、ボールに触れる事だったよね。

日向にじっと見られ、
「なんか見てる……」
そりゃ、日向にとって、旭(あさひ)さんは憧れの対象だしね

「お!そういえばこの試合、日向君は憧れのエースと対決なんですね。」
「あ?」

「日向君はね、小さな巨人と呼ばれていたエースに憧れて、この烏野に来たらしいんですよ。」
「へぇ、あいつにかぁ。」
武田先生に日向が烏野に来た理由って、話したっけ?
それとも、澤村さんに聞いたのかな。
「だからエースになるって言って、いつも頑張ってるんですよ?そんな日向くんが、烏野の現エースと直接対決ってわけです!」
「ほう、面白ぇじゃんか。社会人対中学生みたいだけどな。」
(笑)烏養(うかい)さん、それはひどいですよ。身長のこと言っちゃ!
一方、コート上。
菅原さんが合図を出して、
「(平行…)」
旭(あさひ)さんがそれを見る。

「(俺……今エースをマークしてる。
烏野のエースと戦ってる!)」
日向はそう思う。
烏野チームのサーブ。
西谷(にしのや)がレシーブをし、菅原さんがトスを上げ、旭(あさひ)がスパイクを決めようとするが、

「(あっという間に目の前に!)」
日向が追い付き、ボールに触れる。

しかし、コート内を外れてしまった。

「すごく飛ぶのは分かってたけど、目の前に来ると、ほんと凄いな。
一体どのくらい飛んでるんだ?あれ」
本当に反応早いなぁ。日向は。いつ見てもすごい。

「(すごい!)」

「(一か月ぶりのはずなのに…)」
本当だねぇ。一か月ぶりなのに、あの威力。
通常だと、どのくらいの威力なんだろう?

「おまえ! ブロックの時、手の出し方が悪い!
止めるつもりならこう!こうだ!」

「聞いてんのか!こうだ!おい!」
聞いてないよ。影山くん。日向は放心してるし。

「(汗いっぱいで…苦しそうで、でも小さな巨人は何回で飛んでた。あの時はよく分かんなかったけど、


あれが仲間からの信頼というやつだったんだ。 この人なら決めてくれると、チームの皆が思っていたから、みんながあの小さなエースが繋いだんだ。そんできっと、旭(あさひ)さんもそれと同じだ。)」
日向……。

「おい!」
と言いかけた影山を遮る

「エースすげぇな!
ブロックいてもいなくっても、あんな風にぶち抜けるんだから関係ないもんな!」
日向…うーん、憧れるのはいいけど、そっちに気をまわしちゃダメだよ?

「なんだよ・・・」
「別に…」
うわぁぁ、影山くん、不機嫌っぽい。話聞いてなかったのもあるけど、あれは気づいていたのかな?

「(あんな風な身長とか…パワーがあったら、俺も…。いやいや、小さな巨人は小さいけどすごかったんだ。けど…)」
日向!ぼけっとしてちゃダメ!

「(いいな……)」

「日向!」
澤村さんの声にはっと気が付く日向。

旭(あさひ)さんのスパイクが日向の顔面に(笑)
うわぁ、見たことがある状況・・・。


「日向!」
皆集まってきた。まさか、顔面に行くとは思わなかったよ。


「うわぁぁぁ」
「生きてんの?」
「大丈夫か?」
生きてんの?ってひどくないですか?田中先輩!
これで何回顔面にボール当たってるんだろう。

「どう考えても、ぼけっとしてたこいつが悪いでしょ」
月島くん(笑)いやそうだけども!

「きゅ、きゅ、きゅ、」
「落ち着けよ、先生」
武田先生(笑)落ち着いて、日向は大丈夫だから!

「あぁ…大丈夫です。すみません」
「本当か!?念のために」
澤村さんが聞く。
「本当に大丈夫です!ちょっとかわしきれなかっただけで…たいしたことは……」

「顔面受け、慣れてるし…… 」
「慣れるなよ……」
(笑)菅原さんの言うとおりだ。慣れない方がいいよ、日向


日向の顔が変わった!
えっ? ということは……。


はっ!影山くんが怒ってらっしゃる。さっきの日向のやつで?

「何ぼけっとしてた? 試合中に」

「(やべぇ……影山が怒鳴らない。マジ怒りだ……後頭部にサーブぶつけた時の感じだ!)」
あの時の状況とちょっと違う気が…

「俺は知ってるぞ!エースはかっこいいけど、自分の一番の武器はおとりなんて……地味でかっこ悪い。自分に東峰さんみたいな、たっぱとパワーがあれば、エースになれるのに!」
影山……やっぱり気づいていたか。日向って分かりやすいんだもんなぁ。


「そんなこと思ってない!くもないけど……」
日向…素直に言えばいいのに

「エースがいるって分かってから、興味と憧れの他に、嫉妬してただろ!」
そりゃ日向にもそんな気持ちはあるか……。

「試合中に余計なこと考えてんじゃねぇよ!!」


「うらやましくて、何が悪いんだ……。元々でっかいお前なんか、絶対分かんないんだよ!!」
日向!そんなこと言っちゃダメだよ!


「おい!」
澤村さんが注意しかけるけど、途中で

「おい、バレー部。そろそろ終了の時間だぞ!早く片付けを……」
終わりを告げる先生が来てしまい……。

「すみません!この試合が終わるまで…」
「しかし時間が……」
「僕が責任持って、閉めますので……」

「(俺のせいで中断させたのに……影山に怒鳴ってしまった…)」
日向は日向なりに反省してるみたいだね。まぁ、あれは影山の言い方も悪いけど……。

「無理言ってすみません……」
武田先生は、試合続けられるようにしてくれたみたい。

「先生!すみません。ありがとうございます!」
澤村さんの言葉に嬉しそうな武田先生
「たけちゃん、かっこいい!」
いや田中先輩、おだてないでよ。先生を

試合再開!!
町内会チームのほうが勝ってるか。

「お?高校生チームは今攻撃力が一番高いローテかな?あのちびっ子の速攻を気をつけないとな。」
「はい!」
やっぱ、日向の速攻は警戒されてるんだな。

「あの!」
ん? 影山

「次、こいつにトスを上げるんで、全力でブロックしてください。」
え! なんで…


ここで、アイキャッチか。旭(あさひ)さんと西谷のやつが出た。

「なんだ?挑発か」
「はい、挑発です。舐めたまねして、すみません!」
(笑)影山くん。素直すぎる!
「ははは!なんだお前、面白いな!

うしゃぁ!挑発乗ったるぜ!」
「あざっす!」

「何考えてんだ。速攻はあくまで、予測不能だから有効なんであって、手の内晒して、ブロックと真っ向勝負ってなったら、ちんちくりんに勝ち目なんかないだろ……」
「そうですねぇ。真っ向勝負になったら、そうかもしれないですね」
うーん、影山くんは何をやろうとしてるんだ?

「(なんだんだ、くそ影山。わざわざ次の攻撃、教えてどうすんだよ。あんな高いブロック、俺じゃ…打ち抜けないのに)」

「今のお前は…ちょっとジャンプ力があって、素早いだけのへたくそだ。大黒柱のエースなんかになれねぇ。でも……」

「俺がいれば、お前は最強だ!」
「へ?」

「東峰さんのスパイクは、すげぇ威力があって三枚ブロックだって、打ち抜ける!」
影山の言葉で、旭(あさひ)さんの顔が青ざめてるし!
「え? ま、毎回じゃないし……えっと」
「動揺しすぎッス」
なんでそれで動揺してるの(笑)

「じゃあお前はどうだ? 俺がトスを上げた時、

お前はブロックに捕まったことがあるか?」
日向の顔が変わる。確かにそうだよね。影山のトスでブロックに捕まったことなんてない!
試合が始まる。

「(ブロックでかい……。)」
少し日向がすくんだ瞬間

「かわせ!!」
影山の大声が聞こえる!

「それ以外出来ることあんのか!?ぼけぇ!!」
その影山の言葉に日向は反応する


「(打ち抜けないなら!かわす!)」
反対側へ




「(ブロック嫌だ……止められるのは嫌だ!)」

「(ブロックがいたら、俺に勝ち目なんかない!エースみたいな戦い方ができない!
でも……)」

「俺がいれば……



お前は最強だ!!」
日向のスパイクが決まる!
そっか…。今度は、影山が日向を助ける番ってことかな?少し前は、日向が影山を助けたからね。

「お前はエースじゃないけど、そのスピードとバネと俺のトスがあれば!どんなブロックだって勝負できる!」

「エースが決めた一点と」

「お前がかわして決めた一点も」

「同じ一点だ!」
「エースの冠がついてなくても、おまえは誰よりもたくさんの得点を叩き出してる!だからこそ、おまえをマークして、他のスパイカーは、お前のおとりのおかげで自由になる!エースもだ!」

「ね!?」
うお!?田中先輩に振る!?

「おう。おうおうそうだぞ?おまえのおとりがあると、ないとのじゃ、俺たちの決定率が全然違うんだぞ!」


「それでもお前は、今の自分の役割をかっこ悪いと思うのか!」


「思わない!」
よかった、日向。

「よしっ!!」


「今の一発、凄かった」
そんな旭(あさひ)の言葉に

日向は嬉しそうにする。
本当に良かったね?影山が行動しなきゃ、日向のもやもや解けなかったもん。

「練習、中断させてすみませんでした!」
「すみませんでした!」
二人で澤村さんに謝る。
「試合続き、お願いします!!」

烏養さんと武田先生パート
「先生、あの二人」
「日向くんと影山くんですか?」

「同じ中学の出身か?それとも小学校から一緒とか……」
「え?いやいや……この前会ったばかりですよ?最初、馬が合わずに大変だったみたいで……烏養(うかい)くん?」
「非情だな……」
ん?どういうこと。何か覚えでもあるの。そういう関係性の二人組でもいたのかな?

「なかなかやるな、高校生。おっさんも本気出しちゃうんだせ!」
何かやる気?


「ジャンプフロー!」
ジャンプフロー?ジャンプしてサーブを打つやつのことかな?


日向がすっ転んだ!
あれは……ぶれているボールだった。

「ははは!見たか!!」
「大人げねぇ……」
確かにそうだね。でも、あれ……変化球みたいだった。

「なんですか? 特に凄い威力のサーブっていう感じじゃないようでしたけど…」
「ジャンプフローターサーブだ。無回転で打つことで、ボールの起動がぶれるんだ。急に曲がったり、落ちたりな。」
「ま、魔球みたいですね。かっこいい!」
なるほど、無回転だったら、ぶれるわけだね。そういうサーブあるんだ。

そのサーブを見て、山口くんが興味持ってたね。ボーッとしてた。

そのジャンプフローターサーブで、4点連続失点をしてしまう。
「これで4点目。一年生コンビの攻撃は凄いが、兎にも角にもレシーブだな。特に一、二年。」
またジャンプフローターサーブが来るが、澤村さんがレシーブをとる。


「今度は逃がさないぜ!ちびっ子!捕らえた!」
たが、今度は日向ではなく、田中先輩にトスが上がる!

「どーも!!ご無沙汰してます!」
なんだその言葉(笑)


しかし、田中先輩のスパイクは、西谷(にしのや)に止められてしまう!
にやりと笑ってたぞ!西谷さん。
菅原さんがトスを上げ、旭(あさひ)さんが打つ!!

それが決まり、勝者は町内会チーム。

「くそぉう!すまん日向。完璧に俺、フリーだったのに!」
「え? あ…いや」
そうだよね。田中先輩、フリーだったのに、西谷さんにやられた感じだった。

「けど、すげぇぜ!見事に全員お前に釣られてたぞ!逆に悔しいくらいだ」
本当に綺麗に釣られてましたよね!なのに、点取れなかったの、悔しい。

「次も頼むぜ!」
「おす!」
褒められてよかったね。日向!

「いやぁ…よく分かんないけど、青春だったなぁ。トスを呼んでくれ!エース!とかね。青春いいねぇ」
「俺がいれば、お前は最強だ!、とか、言ってみてぇ!高校生かっけぇ!」

あはは、確かに青春だけど!言ってる本人的には無意識だったと思う…。でも、もう一回言われたら恥ずかしいか、二人とも。

「俺ら、おっさん組の置いてけぼり感ときたら…」
「すみません」

「なんつうか…まだバラバラな感じだけど……ちゃんとまとまったら、いいところまで行けんじゃねぇか?」

「おぉぉ」
やっと全員のチームが揃った感じがする。
場面が変わり、体育館

「とにかく、レシーブだ!それができなきゃ始まんねぇ! 明日からみっちりやるからな!」
「おす!!ありがとうございました!!」

「はぁ」
ため息を吐く烏養さんに武田先生は
「そんなにレシーブが酷かったですかね?ため息が出るほどに」
そう聞く。
「いや、それは置いといてだな。自分が選ばれるプレイヤーでいた頃は、考えもしなかったが、

選ぶ側つうのも、色々悩むもんだなぁ」
あーセッターのことか。うわぁ、どうなることやら…。

「旭(あさひ)さん!!」

「俺は、エースじゃないけど、エースの前に道を作ることが出来ます!最強のおとりになります!」

「 影山のトスがないと、できないけど……だから…」
日向、途中で言い淀んでどうする……。

「だからえっと……(頑張って下さい、はなんか違うかな?頑張りましょう!、はなんか生意気な)」

「日向、だっけ?エースってさ、大抵ウィングスパイカーのレフトの選手がそう呼ばれるけど、俺とか田中とか」
「はい…」
「三枚ブロックをぶち抜けるとか、大事なところでトスが集まるとか、それは確かにエースの役目だけど…」

「おまえのバネとスピードと俺のトスがあれば、どんなブロックとも勝負できる!」

「あんな風にセッターに言わさせるっていうのも、とんでもなく凄いことだって思うよ」
そうだよ!影山くんがあんなに信頼して、トスを上げてくれるのにね?影山くんに認められてるってことだし
「え、えっと…どんな呼び名でもポジションでも、敵チームに一番恐れられる選手が一番かっこいいと思わないか。」
「あのミドルブロッカーやべえぞ。気つけろ、とか言われてさ。」
「うんうん」

「負けないからな」
旭(あさひ)さんの言葉に日向は


「おす!!」

「でも俺は……レギュラーに戻してもらえたの話だけど…」
なぜここで弱気になる(笑)

「旭(あさひ)はでっかいくせに、本当に気は小さいなぁ。」
菅原さん(笑)

「ちゃんと復活したな、すが」
「うじうじ、くよくよ、いじいじしてて、すみませんでした!」
「そこまで言ってない……」
(笑)どんだけですか、菅原さん

「頼れる西谷(にしのや)も戻ってきたし!」
「おすっ!!」
「でも、教頭突き飛ばしたりするのは、なしね」
がーんって顔してたよ。西谷さん(笑)

「あぁ、後、名ばかりのエース、へなちょこウィングスパイカーも戻ってきてたなぁ。そういえば。」
相変わらず、旭(あさひ)さんには酷い言い草。

「じゃぁ一発締めて終わりにするか!」
「烏野~!!ファイ!オー!!」
これで終わりかぁ。
あ、でも、EDの最後に音駒高校の皆さんが出てましたよ!


次回11話「決断」

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そんな旭(あさひ)さんの言葉に二人は

笑顔になるのだった。
うわぁぁ、よかったね。二人とも。本当によかった。


「あれが……あれが、エース。」
そうだ日向は、旭(あさひ)さんのスパイクを初めて見るんだよね!
そりゃ魅せられるか。

「おい! エース見たい見たいって言っただろうが!ビビってんじゃねぇぞ!」
「ビビってねぇよ!」
影山くん、それはビビっているというより、魅せられていたみたいな感じじゃ…・・?

「あんな風に身長もパワーもないけど、俺だって戦える!
次は俺の番だ!」
日向、そのいきだ!いけ!
OPが終わり、西谷のルート。


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このボールと床の2㎝が……

エースの命を繋ぐんだ!」
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「う、すみません…」
西谷(にしのや)も成功したのにもかかわらず、旭(あさひ)さんにダメだししてるし。
なんか西谷(にしのや)らしいなんて、思ってしまった。

「厳しいなぁ、西谷(にしのや)」
(笑)本当だよ。それが西谷(にしのや)なんだろうけどね。

「大地さん!」
凄く嬉しそうだ田中先輩。仲直りが出来たもんね。

「うん! でも、ベテランの町内会組に加えて、
旭(あさひ)も復活となると、いよいよ俺たちが厳しいぞ」
そうだねぇ。旭(あさひ)さんのスパイクを止められなきゃ、どうにもならんもんね。

「何言ってんすか、大地さん!こっちにも俺が」
田中先輩を遮るように、

「こっちにも俺がいますよ!」
日向が言う。
いや、あの日向、先輩の言葉を遮っちゃダメな気が……。

「え? 何」
両方の声が重なって聞こえなかったみたいだね(笑)澤村さん。

「日向!!被ってんじゃねぇよ!
せっかくの俺のかっこいいセリフがぐだぐだだよ。バカヤロー!」
あはは…やっぱり、怒られた。でも、自分でかっこいいセリフって言うのもどうかと。

「いやー凄い!西谷(にしのや)くんのレシーブも、
ブロックされたボールが拾えるなら、怖いもの無しですね!」
武田先生って、西谷のレシーブを見たことあるんだよね。
「何言ってんだ。あんなもん毎回拾えるわけねぇだろ」
「えっ?」
確かに、必ず拾えるものじゃないよね。ブロックされたボール拾うの
「100キロからそれ以上のスピードのボールが、ほんの2,3Mの至近距離から落ちてくるんだ。 そんなの全部拾えるわけねぇ。」
その言葉に少し残念な顔をする武田先生。

「ただ……ブロックされたらそこで、おしまいって訳じゃないと、
分かっていることが大事なんだ。」
精神的な問題なんだよね。そういうのって、恐れたら勝てなくなるのがスポーツかぁ。

「後ろにはちゃんと仲間がいるんだと、
分かってるかどうかで、気持ちは全然違うもんさ……。」
「なるほど!」
つまり、旭(あさひ)さんは気持ち的な問題だったと言えるのかもね。

試合再開!
まだ、町内会の方が勝ってるんだな。

「(レシーブは全体的にはまだまだだな。)」
この人も、レシーブがまだまだだと思うのか。

「(落下地点の見極めが速い。迷いのない一歩目。)」
やっぱ、影山君はセッターとしての才能は天才的だもんな。

「(こっちのセッターは確か一年か。さぁ、ここから誰を使)」




日向による、速攻が決まり、驚く烏養(うかい)さん。
ふふふ、見たか!日向と影山の速攻!
というか、初だっけ?速攻見るの。
「ナイス日向!影山!」
田中先輩がほめる。
「あざーす!」
嬉しそうな日向の声。


「今はこいつのトスがあるから、
どんな高いブロックもかわせます!」
そう言った日向の言葉。

「おおげさなこと言っているわけじゃなかったんだな。」
そりゃそうですよ!日向は嘘つけなそうだし!
旭(あさひ)さんを説得するためのものだと思ってたのかな?

「すげぇじゃねぇか!翔陽(しょうよう)!
なんだなんだ、うっかり見いちゃったぞ」
褒める西谷(にしのや)に日向は

「えへへ」
先輩から褒められて嬉しそう日向。

「(サイン出しているわけでもなかったし、
声もかけてない、のに…)」
やっぱりあの速攻、影山が全部合わせて打ってるんだね。

「おい!」
声をかけられて、ビクッとする日向。
そんな大きな声出さなくても…。

「今、なんでそこに飛んでた? ちんちくりん!」
え?ちんちくりんって何(笑) 日向の頭のことなのか?

「ち!? どこにいてもトスがくるから、 です。」
初めて日向と影山の速攻を見ると、そう思うよね。
信じて飛ぶのが、そんなに理解できないことなんだ。


「(あきらかに、今、ちんちくりんはトスを見ずに飛んでいた。)」

「(この一年セッターがちんちくりんの動きに完全に合わせたのか。)」

「(それにトスが来るからって、何で言い切れるんだ。
それだけでまったくトスを見ないで、フルスイング出来るか、普通!)」

「なんだお前ら! 変人か!」
(笑)月島くんと同じことを言われてるし。
変人ねぇ、めっちゃ笑える。

「「変人?」」
「なんで…?」
「知るか!」
後ろで月島くんが笑ってるし。
それを影山くんが怒る(笑)

「試合前のやり取りで何のことか分からなかったが、」

「圧倒的な影山の影に隠れて、安心してたんだ。」
あの菅原さんの言葉。

「あの1年セッターは、まぁ天才ってやつなんだろう。
それと比べられたら、凡人はたまったものじゃない。 が、」


菅原さんがトスをあげ、旭(あさひ)さんが打つ!
「お!平行!」

「一か月ぶりでもタイミングばっちりだなぁ。ちきしょうめ!」
「田中、喜びすぎ」
(笑)今は敵チームなのに、喜んでどうする!気持ちは分からないでもないけど。

「トスとスパイクの一瞬の呼吸。
そりゃたくさんの練習と積み重ねた時間があるから、出来ること。」
経験かぁ。

「あの信頼関係は一朝一夕で築けるものじゃない。」

「一年セッターに圧倒的才能だとしたら」

「こっちは積み重ねた信頼と安定」
経験か才能の選択で、チームが変わってくるのか。

烏養(うかい)さんはにやりと笑い、
「いいじゃねぇか。今の烏野!」

「もっと早く言えよ!先生。」
バンっと背中を叩く。
「何回も言いましたよ……僕」
うん、言ってたよ。武田先生、何回も。
聞かなかったの、烏養(うかい)さんのほうじゃないですか!

「それにしても、あのちんりくりんがミドルブロッカーとはねぇ。
速攻は確かに凄いけど、ブロックはどうだ?」
確かに、日向がブロックに入るときは、止めるんではなく、ボールに触れる事だったよね。

日向にじっと見られ、
「なんか見てる……」
そりゃ、日向にとって、旭(あさひ)さんは憧れの対象だしね

「お!そういえばこの試合、日向君は憧れのエースと対決なんですね。」
「あ?」

「日向君はね、小さな巨人と呼ばれていたエースに憧れて、この烏野に来たらしいんですよ。」
「へぇ、あいつにかぁ。」
武田先生に日向が烏野に来た理由って、話したっけ?
それとも、澤村さんに聞いたのかな。
「だからエースになるって言って、いつも頑張ってるんですよ?そんな日向くんが、烏野の現エースと直接対決ってわけです!」
「ほう、面白ぇじゃんか。社会人対中学生みたいだけどな。」
(笑)烏養(うかい)さん、それはひどいですよ。身長のこと言っちゃ!
一方、コート上。
菅原さんが合図を出して、
「(平行…)」
旭(あさひ)さんがそれを見る。

「(俺……今エースをマークしてる。
烏野のエースと戦ってる!)」
日向はそう思う。
烏野チームのサーブ。
西谷(にしのや)がレシーブをし、菅原さんがトスを上げ、旭(あさひ)がスパイクを決めようとするが、

「(あっという間に目の前に!)」
日向が追い付き、ボールに触れる。

しかし、コート内を外れてしまった。

「すごく飛ぶのは分かってたけど、目の前に来ると、ほんと凄いな。
一体どのくらい飛んでるんだ?あれ」
本当に反応早いなぁ。日向は。いつ見てもすごい。

「(すごい!)」

「(一か月ぶりのはずなのに…)」
本当だねぇ。一か月ぶりなのに、あの威力。
通常だと、どのくらいの威力なんだろう?

「おまえ! ブロックの時、手の出し方が悪い!
止めるつもりならこう!こうだ!」

「聞いてんのか!こうだ!おい!」
聞いてないよ。影山くん。日向は放心してるし。

「(汗いっぱいで…苦しそうで、でも小さな巨人は何回で飛んでた。あの時はよく分かんなかったけど、


あれが仲間からの信頼というやつだったんだ。 この人なら決めてくれると、チームの皆が思っていたから、みんながあの小さなエースが繋いだんだ。そんできっと、旭(あさひ)さんもそれと同じだ。)」
日向……。

「おい!」
と言いかけた影山を遮る

「エースすげぇな!
ブロックいてもいなくっても、あんな風にぶち抜けるんだから関係ないもんな!」
日向…うーん、憧れるのはいいけど、そっちに気をまわしちゃダメだよ?

「なんだよ・・・」
「別に…」
うわぁぁ、影山くん、不機嫌っぽい。話聞いてなかったのもあるけど、あれは気づいていたのかな?

「(あんな風な身長とか…パワーがあったら、俺も…。いやいや、小さな巨人は小さいけどすごかったんだ。けど…)」
日向!ぼけっとしてちゃダメ!

「(いいな……)」

「日向!」
澤村さんの声にはっと気が付く日向。

旭(あさひ)さんのスパイクが日向の顔面に(笑)
うわぁ、見たことがある状況・・・。


「日向!」
皆集まってきた。まさか、顔面に行くとは思わなかったよ。


「うわぁぁぁ」
「生きてんの?」
「大丈夫か?」
生きてんの?ってひどくないですか?田中先輩!
これで何回顔面にボール当たってるんだろう。

「どう考えても、ぼけっとしてたこいつが悪いでしょ」
月島くん(笑)いやそうだけども!

「きゅ、きゅ、きゅ、」
「落ち着けよ、先生」
武田先生(笑)落ち着いて、日向は大丈夫だから!

「あぁ…大丈夫です。すみません」
「本当か!?念のために」
澤村さんが聞く。
「本当に大丈夫です!ちょっとかわしきれなかっただけで…たいしたことは……」

「顔面受け、慣れてるし…… 」
「慣れるなよ……」
(笑)菅原さんの言うとおりだ。慣れない方がいいよ、日向


日向の顔が変わった!
えっ? ということは……。


はっ!影山くんが怒ってらっしゃる。さっきの日向のやつで?

「何ぼけっとしてた? 試合中に」

「(やべぇ……影山が怒鳴らない。マジ怒りだ……後頭部にサーブぶつけた時の感じだ!)」
あの時の状況とちょっと違う気が…

「俺は知ってるぞ!エースはかっこいいけど、自分の一番の武器はおとりなんて……地味でかっこ悪い。自分に東峰さんみたいな、たっぱとパワーがあれば、エースになれるのに!」
影山……やっぱり気づいていたか。日向って分かりやすいんだもんなぁ。


「そんなこと思ってない!くもないけど……」
日向…素直に言えばいいのに

「エースがいるって分かってから、興味と憧れの他に、嫉妬してただろ!」
そりゃ日向にもそんな気持ちはあるか……。

「試合中に余計なこと考えてんじゃねぇよ!!」


「うらやましくて、何が悪いんだ……。元々でっかいお前なんか、絶対分かんないんだよ!!」
日向!そんなこと言っちゃダメだよ!


「おい!」
澤村さんが注意しかけるけど、途中で

「おい、バレー部。そろそろ終了の時間だぞ!早く片付けを……」
終わりを告げる先生が来てしまい……。

「すみません!この試合が終わるまで…」
「しかし時間が……」
「僕が責任持って、閉めますので……」

「(俺のせいで中断させたのに……影山に怒鳴ってしまった…)」
日向は日向なりに反省してるみたいだね。まぁ、あれは影山の言い方も悪いけど……。

「無理言ってすみません……」
武田先生は、試合続けられるようにしてくれたみたい。

「先生!すみません。ありがとうございます!」
澤村さんの言葉に嬉しそうな武田先生
「たけちゃん、かっこいい!」
いや田中先輩、おだてないでよ。先生を

試合再開!!
町内会チームのほうが勝ってるか。

「お?高校生チームは今攻撃力が一番高いローテかな?あのちびっ子の速攻を気をつけないとな。」
「はい!」
やっぱ、日向の速攻は警戒されてるんだな。

「あの!」
ん? 影山

「次、こいつにトスを上げるんで、全力でブロックしてください。」
え! なんで…


ここで、アイキャッチか。旭(あさひ)さんと西谷のやつが出た。

「なんだ?挑発か」
「はい、挑発です。舐めたまねして、すみません!」
(笑)影山くん。素直すぎる!
「ははは!なんだお前、面白いな!

うしゃぁ!挑発乗ったるぜ!」
「あざっす!」

「何考えてんだ。速攻はあくまで、予測不能だから有効なんであって、手の内晒して、ブロックと真っ向勝負ってなったら、ちんちくりんに勝ち目なんかないだろ……」
「そうですねぇ。真っ向勝負になったら、そうかもしれないですね」
うーん、影山くんは何をやろうとしてるんだ?

「(なんだんだ、くそ影山。わざわざ次の攻撃、教えてどうすんだよ。あんな高いブロック、俺じゃ…打ち抜けないのに)」

「今のお前は…ちょっとジャンプ力があって、素早いだけのへたくそだ。大黒柱のエースなんかになれねぇ。でも……」

「俺がいれば、お前は最強だ!」
「へ?」

「東峰さんのスパイクは、すげぇ威力があって三枚ブロックだって、打ち抜ける!」
影山の言葉で、旭(あさひ)さんの顔が青ざめてるし!
「え? ま、毎回じゃないし……えっと」
「動揺しすぎッス」
なんでそれで動揺してるの(笑)

「じゃあお前はどうだ? 俺がトスを上げた時、

お前はブロックに捕まったことがあるか?」
日向の顔が変わる。確かにそうだよね。影山のトスでブロックに捕まったことなんてない!
試合が始まる。

「(ブロックでかい……。)」
少し日向がすくんだ瞬間

「かわせ!!」
影山の大声が聞こえる!

「それ以外出来ることあんのか!?ぼけぇ!!」
その影山の言葉に日向は反応する


「(打ち抜けないなら!かわす!)」
反対側へ




「(ブロック嫌だ……止められるのは嫌だ!)」

「(ブロックがいたら、俺に勝ち目なんかない!エースみたいな戦い方ができない!
でも……)」

「俺がいれば……



お前は最強だ!!」
日向のスパイクが決まる!
そっか…。今度は、影山が日向を助ける番ってことかな?少し前は、日向が影山を助けたからね。

「お前はエースじゃないけど、そのスピードとバネと俺のトスがあれば!どんなブロックだって勝負できる!」

「エースが決めた一点と」

「お前がかわして決めた一点も」

「同じ一点だ!」
「エースの冠がついてなくても、おまえは誰よりもたくさんの得点を叩き出してる!だからこそ、おまえをマークして、他のスパイカーは、お前のおとりのおかげで自由になる!エースもだ!」

「ね!?」
うお!?田中先輩に振る!?

「おう。おうおうそうだぞ?おまえのおとりがあると、ないとのじゃ、俺たちの決定率が全然違うんだぞ!」


「それでもお前は、今の自分の役割をかっこ悪いと思うのか!」


「思わない!」
よかった、日向。

「よしっ!!」


「今の一発、凄かった」
そんな旭(あさひ)の言葉に

日向は嬉しそうにする。
本当に良かったね?影山が行動しなきゃ、日向のもやもや解けなかったもん。

「練習、中断させてすみませんでした!」
「すみませんでした!」
二人で澤村さんに謝る。
「試合続き、お願いします!!」

烏養さんと武田先生パート
「先生、あの二人」
「日向くんと影山くんですか?」

「同じ中学の出身か?それとも小学校から一緒とか……」
「え?いやいや……この前会ったばかりですよ?最初、馬が合わずに大変だったみたいで……烏養(うかい)くん?」
「非情だな……」
ん?どういうこと。何か覚えでもあるの。そういう関係性の二人組でもいたのかな?

「なかなかやるな、高校生。おっさんも本気出しちゃうんだせ!」
何かやる気?


「ジャンプフロー!」
ジャンプフロー?ジャンプしてサーブを打つやつのことかな?


日向がすっ転んだ!
あれは……ぶれているボールだった。

「ははは!見たか!!」
「大人げねぇ……」
確かにそうだね。でも、あれ……変化球みたいだった。

「なんですか? 特に凄い威力のサーブっていう感じじゃないようでしたけど…」
「ジャンプフローターサーブだ。無回転で打つことで、ボールの起動がぶれるんだ。急に曲がったり、落ちたりな。」
「ま、魔球みたいですね。かっこいい!」
なるほど、無回転だったら、ぶれるわけだね。そういうサーブあるんだ。

そのサーブを見て、山口くんが興味持ってたね。ボーッとしてた。

そのジャンプフローターサーブで、4点連続失点をしてしまう。
「これで4点目。一年生コンビの攻撃は凄いが、兎にも角にもレシーブだな。特に一、二年。」
またジャンプフローターサーブが来るが、澤村さんがレシーブをとる。


「今度は逃がさないぜ!ちびっ子!捕らえた!」
たが、今度は日向ではなく、田中先輩にトスが上がる!

「どーも!!ご無沙汰してます!」
なんだその言葉(笑)


しかし、田中先輩のスパイクは、西谷(にしのや)に止められてしまう!
にやりと笑ってたぞ!西谷さん。
菅原さんがトスを上げ、旭(あさひ)さんが打つ!!

それが決まり、勝者は町内会チーム。

「くそぉう!すまん日向。完璧に俺、フリーだったのに!」
「え? あ…いや」
そうだよね。田中先輩、フリーだったのに、西谷さんにやられた感じだった。

「けど、すげぇぜ!見事に全員お前に釣られてたぞ!逆に悔しいくらいだ」
本当に綺麗に釣られてましたよね!なのに、点取れなかったの、悔しい。

「次も頼むぜ!」
「おす!」
褒められてよかったね。日向!

「いやぁ…よく分かんないけど、青春だったなぁ。トスを呼んでくれ!エース!とかね。青春いいねぇ」
「俺がいれば、お前は最強だ!、とか、言ってみてぇ!高校生かっけぇ!」

あはは、確かに青春だけど!言ってる本人的には無意識だったと思う…。でも、もう一回言われたら恥ずかしいか、二人とも。

「俺ら、おっさん組の置いてけぼり感ときたら…」
「すみません」

「なんつうか…まだバラバラな感じだけど……ちゃんとまとまったら、いいところまで行けんじゃねぇか?」

「おぉぉ」
やっと全員のチームが揃った感じがする。
場面が変わり、体育館

「とにかく、レシーブだ!それができなきゃ始まんねぇ! 明日からみっちりやるからな!」
「おす!!ありがとうございました!!」

「はぁ」
ため息を吐く烏養さんに武田先生は
「そんなにレシーブが酷かったですかね?ため息が出るほどに」
そう聞く。
「いや、それは置いといてだな。自分が選ばれるプレイヤーでいた頃は、考えもしなかったが、

選ぶ側つうのも、色々悩むもんだなぁ」
あーセッターのことか。うわぁ、どうなることやら…。

「旭(あさひ)さん!!」

「俺は、エースじゃないけど、エースの前に道を作ることが出来ます!最強のおとりになります!」

「 影山のトスがないと、できないけど……だから…」
日向、途中で言い淀んでどうする……。

「だからえっと……(頑張って下さい、はなんか違うかな?頑張りましょう!、はなんか生意気な)」

「日向、だっけ?エースってさ、大抵ウィングスパイカーのレフトの選手がそう呼ばれるけど、俺とか田中とか」
「はい…」
「三枚ブロックをぶち抜けるとか、大事なところでトスが集まるとか、それは確かにエースの役目だけど…」

「おまえのバネとスピードと俺のトスがあれば、どんなブロックとも勝負できる!」

「あんな風にセッターに言わさせるっていうのも、とんでもなく凄いことだって思うよ」
そうだよ!影山くんがあんなに信頼して、トスを上げてくれるのにね?影山くんに認められてるってことだし
「え、えっと…どんな呼び名でもポジションでも、敵チームに一番恐れられる選手が一番かっこいいと思わないか。」
「あのミドルブロッカーやべえぞ。気つけろ、とか言われてさ。」
「うんうん」

「負けないからな」
旭(あさひ)さんの言葉に日向は


「おす!!」

「でも俺は……レギュラーに戻してもらえたの話だけど…」
なぜここで弱気になる(笑)

「旭(あさひ)はでっかいくせに、本当に気は小さいなぁ。」
菅原さん(笑)

「ちゃんと復活したな、すが」
「うじうじ、くよくよ、いじいじしてて、すみませんでした!」
「そこまで言ってない……」
(笑)どんだけですか、菅原さん

「頼れる西谷(にしのや)も戻ってきたし!」
「おすっ!!」
「でも、教頭突き飛ばしたりするのは、なしね」
がーんって顔してたよ。西谷さん(笑)

「あぁ、後、名ばかりのエース、へなちょこウィングスパイカーも戻ってきてたなぁ。そういえば。」
相変わらず、旭(あさひ)さんには酷い言い草。

「じゃぁ一発締めて終わりにするか!」

「烏野~!!ファイ!オー!!」
これで終わりかぁ。
あ、でも、EDの最後に音駒高校の皆さんが出てましたよ!


次回11話「決断」

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